グレヴィレア バンクシー

ハゴロモノキ属（シノブノキ属） グレヴィレア バンクシー
学名： Grevillea banksii

〔基本情報〕
高さ3～9mになる常緑低木または高木。
よく枝分かれします。
葉は互生し、羽状に3～11裂します。
裂片は長さ5～10cm、幅1cmほどの線形～披針形となります。
長さ15cmほどの総状花序を出します。
花は赤色またはクリーム色で、花弁はなく、筒状の花被の先端が開いて、花柱が長く突き出します。
果実は袋果です。

〔栽培〕
増殖は挿木によります。
霜が降りない地域では戸外越冬可能ですが、冬越しで10℃以上を保てれば休まず生育できるので、鉢植えは冬は室内の日当たりがよい場所に取り込みます。
日当たりと水はけのよい土壌を好みます。
冬の寒風が当たる場所は避けるようにします。
水やりは鉢植えや地植えでも植えつけ後2年未満の株は、春～秋は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、冬は控えめにします。
地植えで根づいた株は降雨にまかせます。
施肥は寒肥として有機質の肥料を株のまわりに施します。
病虫害は特にありません。