植物図鑑
花かんざし
Rhodanthe属
花かんざし
学名:
Rhodanthe anthemoides
〔基本情報〕
原産地では乾燥して岩が多く砂質土壌の場所にはえる高さ15~30cmになる多年草。
日本では一年草として扱います。
全体に灰緑色を帯びます。
茎は根元から枝分かれして、直立し、無毛です。
葉は互生する単葉で、長さ1cmほどの線形となり、全縁です。
茎先に頭状花序を単生させ、花序の周りには花弁のように見える総苞片が多数つくため、八重咲の花のように見えます。
総苞片は白く、かさかさした紙のような質感をしています。
中心の筒状花は黄色です。
つぼみはピンク色です。
花は曇りや夜間に閉じます。
果実は痩果ですが、日本ではほぼ結実しません。
〔栽培〕
増殖は挿木によります。
日当たりと水はけ、風通しのよい乾いた場所を好みます。
高温多湿に弱く、梅雨前には枯れますが、夏越しさせたい場合は半日陰で風通しのよい場所で乾かし気味に管理し、涼しく過ごさせます。
寒さにも弱いですが、霜の降りない地域であれば越冬可能です。
水やりは過湿にならないよう注意し、土が乾いてから花にかからないよう株元からたっぷりと与えます。
施肥は早春から開花期まで薄めた液肥を週に1回ほど与えます。
花が終わったらこまめに切るようにします。
株が混むと蒸れて病気が出やすくなるので、適宜すいたり刈り込むとよいです。
病虫害としては灰色かび病、アブラムシ、ナメクジなどがあります。
名前
花かんざし、chamomile sunray
生活型
一年草、多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
3月、4月、10月、11月
花咲く季節
3月、4月、5月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
オーストラリア東部、タスマニア
形状
草丈・樹高
150〜300mm
葉の形
線形
葉の生え方
互生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
頭状花序
花弁の数
花の色
白
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
挿木
日照条件
日向、半日陰
水分の必要性
乾燥、普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
非耐暑性、非耐寒性
用途適性
鉢植、コンテナ
ハーディネスゾーン
病害
灰色かび病
虫害
アブラムシ、ナメクジ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
36007
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