植物図鑑
ニオイイリス
アヤメ属
ニオイイリス
学名:
Iris florentina
〔基本情報〕
原産地では山地の日当たりのよい草原などでみられ、高さ40~100cmになる多年草。
太い根茎が地際を横に這うように伸びて広がります。
根茎は褐色の繊維に覆われ、香りがあります。
葉は2列に互生し、長さ30~70cm、幅2.5~4cmの剣状で、中脈は目立ちません。
花茎の先に4~7個花がつきます。
花は最大で径25cmにもなり、白色ときに淡い青色です。
花被片は6個あって、外側の3個の花被片は垂れ下がり、基部に黄色いブラシ状の突起があります。
内側の花被片は直立します。
〔栽培〕
増殖は株分けによります。
日当たりと水はけのよい場所を好みます。
高温多湿や日照不足は病気に原因となるので注意が必要です。
鉢植えの場合は土の表面が乾いたら十分に与えます。
庭植えの場合は、よほど乾燥しないかぎり潅水は必要ありません。
夏は乾かし気味の方がよいです。
施肥は早春と秋に緩効性化成肥料を株のまわりに少量施します。
芽が混むと病気や花つきの悪さの原因となるので、鉢植えでは毎年、地植えでは2~3年に1度植え替えます。
病虫害としては軟腐病やアブラムシがあります。
名前
ニオイイリス、オリス、ニオイアヤメ
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
10月、11月
花咲く季節
4月、5月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
中央~南ヨーロッパ
形状
草丈・樹高
400〜1000mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
花弁の数
6
花の色
白
花径
250
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
球根、苗
苗の流通時期
繁殖方法
株分け
日照条件
日向
水分の必要性
乾燥、普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
グラウンドカバー、花壇、公園・庭園、屋上緑化
ハーディネスゾーン
病害
軟腐病
虫害
アブラムシ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
21548
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