植物図鑑
イヌサフラン
イヌサフラン属
イヌサフラン
学名:
Colchicum autumnale
〔基本情報〕
高さ15~25cmになる多年草。
地下に肥大した球茎があり、球茎の外皮は褐色の繊維質です。
葉は根出する単葉で、3~8個出ます。
葉は長さ20~30cm、幅3cmほどの披針形です。
葉は早春に伸び出し、6月ごろには枯れて休眠します。
花は葉の中心から1~数個出ます。
花は基部が細くなる筒状花で、花弁は6個あり、淡い藤桃色です。
雄しべは6個です。
花筒が長く、子房は地下にありますが、果実(蒴果)は地上で熟します。
〔利用〕
有毒植物ですが、薬用として利用されます。
〔栽培〕
増殖は球根によります。
日当たりと水はけのよい土壌を好みます。
日当たりが悪いと球根が大きくならないため、翌年の花つきが悪くなります。
水やりは土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
施肥は春と秋に緩効性化成肥料を置き肥します。
葉が枯れたら球根を掘り上げて風通しのよい日陰で保管するか、水はけがよい場所であればそのまま植えっぱなしにしておきます。
病虫害として白絹病があります。
〔備考〕
球根に蓄えた養分だけで開花するので、机の上に転がしておいても花が咲きます。
名前
イヌサフラン、autumn crocus、meadow saffron、naked ladies
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
9月、10月
花咲く季節
9月、10月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
ヨーロッパ~北アフリカ
形状
草丈・樹高
150〜250mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
根生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
花弁の数
6
花の色
紫、桃
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
球根、苗
苗の流通時期
繁殖方法
球根
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐寒性、耐暑性、
用途適性
鉢植、花壇、公園・庭園、コンテナ
ハーディネスゾーン
病害
白絹病
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
薬用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
21648
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