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植物図鑑

ガビサンヤマボウシ

サンシュユ属(ミズキ属) ガビサンヤマボウシ
学名: Cornus hongkongensis subsp. melanotricha

〔基本情報〕高さ3~12mほどになる常緑低木~高木。
葉は対生する単葉で、長さ6~10cm、幅2.7~5cmの楕円形、全縁です。
葉にはふつう3本の脈がめだちます。
葉の裏面の脈腋には、しばしば黒褐色の毛状突起がみられます。
花は緑黄色の小さな4弁花で、枝先に出る径1cmほどの頭状花序に40個ほどつきます。
花序の基部には長さ2~4cm、幅1~3.5cmで楕円形の花弁状の総苞片が4枚あります。
総苞片ははじめ黄緑色で、のちに乳白色になります。
果実は径2~2.5cmの楕円形の複合果で赤く熟します。

〔栽培〕増殖は実生、接木によります。
早春の移植や剪定は樹が弱るので避けます。
日当たりと水はけ、水もちがよく肥沃な適湿地を好み、強い日射しが幹にあたるのを嫌います。
乾燥地、痩地では葉が萎縮する上、病虫害を受けやすくなります。
剪定を嫌い、樹形がくずれるので枝の切りつめを必要としない十分な空間を確保するのがよいです。
根が粗く発根しにくいので成木の移植はむずかしく、移植する場合は根回しが必要です。
水やりは鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、地植えの場合は降雨にまかせます。
施肥は寒肥として有機肥料を株元に施します。
病虫害としてはうどんこ病があります。

名前
ガビサンヤマボウシ(峨眉山山法師)
生活型
低木、小高木、高木
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
3月、4月、5月、10月、11月
花咲く季節
5月、6月
実のなる季節
10月、11月、12月
葉の鑑賞期間
分布または原産地
中国(貴州省、湖南省、四川省、雲南省)
形状
直立、分枝
草丈・樹高
3000〜12000mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
対生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
頭状花序
花弁の数
4
花の色
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
種、接木
日照条件
日向
水分の必要性
普通、湿潤
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
鉢植、生垣、公園・庭園、街路樹
ハーディネスゾーン
病害
うどんこ病
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
75897
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