植物図鑑
アデニウム
アデニウム属
アデニウム
学名:
Adenium
〔基本情報〕肥大した茎をもち、多肉植物としてしばしば観賞用に栽培される低木状の多年草。
茎の下部がふくらみます。
葉は互生する単葉で全縁です。
茎先に散房花序を出し、数個の花がつきます。
花冠は先が5裂して、基部は筒状になります。
萼は披針形に5裂して基部が合着します。
雄しべは4個あり、花筒の下部に合着します。
果実は2分果からなる袋果で多くの種子を含みます。
〔栽培〕増殖は挿木、取木、実生によります。
実生で増やしたものは幹が太りますが、挿木・取木したものはあまり太りません。
日当たりと水はけのよい土壌を好みます。
耐暑性、耐乾性があります。
寒さには弱いので、断水して落葉・休眠させ、10度以上を保てる場所で冬越しさせます。
春から秋は風通しと日当たりのよい場所に置き、土が乾いたらたっぷり水を与えます。
日当たりが悪いと徒長します。
梅雨どきは過湿を避けるため水やりを控えます。
施肥は春から秋におこない、少量の緩効性化成肥料または月に1回程度、液体肥料を施します。
病虫害としては軟腐病やハダニ、アブラムシなどがあります。
〔備考〕美しい花が咲くものが多く、特に「砂漠のバラ」と呼ばれるものが有名です。
強心性の有毒成分を含むことで知られています。
名前
アデニウム
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
4月、5月、6月、7月、8月
花咲く季節
4月、5月、6月、7月、8月、9月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
アフリカ東部、ソコトラ島、アラビア半島
形状
草丈・樹高
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
散房花序
花弁の数
花の色
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
種、挿木、取木
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐暑性、耐乾性
用途適性
鉢植
ハーディネスゾーン
病害
軟腐病
虫害
ハダニ、アブラムシ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
56122
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