植物図鑑
アルストロメリア
ユリズイセン属
アルストロメリア
学名:
Alstroemeria
〔基本情報〕肉質の塊茎もしくは肥大した地下茎をもつ多年草。
多くの園芸品種があり、花色も多彩です。
葉は互生する単葉で、広披針形です。
葉柄がねじれるので、裏面が表を向くことが多いです。
茎先に散形状の花序を出し、花序には苞があります。
花は左右相称で、内外3枚ずつ計6枚の花被片がありますが、内花被片は外花被片より幅が狭く、長くなることが多いです。
また、内花被片に濃い色の条斑(線状の模様)がはいるものが多いです。
雄しべは6本です。
果実は蒴果です〔利用〕おもに切花として利用され、斑入り品種は切葉が流通します。
鉢や花壇でも栽培されます。
〔栽培〕増殖は株分け(分球)や実生によります。
品種によって異なりますが、おおむね日当たりと水はけのよい場所を好みます。
高温多湿では根腐れしやすくなります。
根茎が地中深くに潜るので、深く根が張れるようにします。
鉢植えの場合は春・秋は日当たりのよい場所、夏は半日陰~日陰、冬は凍らない場所へ移動します。
梅雨時期は雨にあたらず通気性のよい場所、軒下やベランダなどに置きます。
庭植えの場合は水やりはほとんど必要ありません。
鉢植えの場合は春~開花期は土の表面が乾いたらたっぷり与えます。
開花後は乾かし気味に管理し、休眠した場合は水を与えずにおきます。
施肥は庭植えの場合は特に必要ありません。
鉢植えの場合は、春~開花期に月に1回の置き肥か週に1回、液肥を与えます。
品種によっては秋に追肥をおこないます。
病虫害としては灰色かび病やアブラムシがあります。
名前
アルストロメリア、アルストレメリア、Peruvian lily、lily of the Incas
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
3月、4月、5月、9月、10月
花咲く季節
5月、6月、7月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
南アメリカ
形状
草丈・樹高
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
花弁の数
6
花の色
赤、橙、黄、黄白、桃、白、複色
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
球根、苗
苗の流通時期
繁殖方法
種、球根
日照条件
日向、日陰
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
鉢植、花壇、切花、公園・庭園
ハーディネスゾーン
病害
灰色かび病
虫害
アブラムシ
香り
味覚
食用
毒性
有用
生け花
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
61644
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