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ゴールデンクラッカー

キク科 Euryops属

Euryops virgineus

〔基本情報〕
高さ4mほどになる常緑低木。
茎の基部は木質化します。
よく枝分かれし、枝は葉の落ち痕でごつごつします。
葉は互重ね状に互生する単葉で、長さ5~12mm、幅2~7㎜の扇形で掌状に3~7裂します。
花は茎の上部の葉腋から長さ3cmほどの花柄の先に単生し、径8~10㎜の明るい黄色の頭花です。
花にはハチミツのような甘い香りがあります。
果実は痩果です。

〔栽培〕
増殖は挿木、挿芽によります。
日当たりと水はけがよく肥沃な土壌を好みます。
成熟した株では耐寒性がある程度あり、凍結しなければ戸外越冬可能となるので、南向きの場所に植えるとよいです。
霜や雪、寒風にはあたらないようにします。
乾燥には強いですが、過湿になると株元が腐ることがあるので、長雨の時期は鉢植えは風通しの良い軒下などに移動させます。
地植えの場合は盛り土をするなど雨水が流れるようにします。
水やりは鉢植えの場合は春~秋は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、冬は乾かし気味に管理します。
地植えの場合は降雨にまかせます。
施肥は多すぎると間延びするので、元肥のみとするか、液肥を春と秋に月1回追肥する程度とします。
強く切り戻しにも耐えるので、茂りすぎたら5月に半分くらいまで切り詰めます。
また株の内側が蒸れないように、適宜枝抜きや枯れた葉を除くなどします。
病虫害としてはアブラムシがあります。
風通しを良くし、肥料過多にならないよう注意することで予防できます。

〔備考〕
ゴールデンクラッカーはEuryops virgineusそのものにつけられている流通名です。
名前 ゴールデンクラッカー 、ウインタークラッカー 、ハニーユーリオプス
honey euryops、river resin bush
花咲く季節 ? 1月、2月、3月、4月、5月
分布または原産地 ? 南アフリカ(ケープ地方)、レソト
生活型 ? 低木
常緑・落葉 ? 常緑
広葉・針葉 ? 広葉
生活様式 ? 地生
形状 ? 分枝
草丈・樹高 ? 4000mm
葉の形 ? 分裂葉
葉の生え方 ? 互生
花のつき方 ? 単生、頭状花序
花の色 ?
花径 ? 8〜10mm
葉の色 ?
種苗の入手難易度 ?
種苗の入手形態 ?
繁殖方法 ? 挿木、挿芽
日照条件 ? 日向
水分の必要性 ? 乾燥、普通
土の必要性 ? 必要
耐候性 ? 耐寒性、耐乾性
用途適性 ? ロックガーデン、鉢植、花壇、切花、公園・庭園、コンテナ、ベランダ、ハンギングバスケット
虫害 ? アブラムシ
日本花き取引コード ? 29719
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