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植物図鑑

オオバナソケイ

ソケイ属 オオバナソケイ
学名: Jasminum grandiflorum

〔基本情報〕常緑つる性低木で高さ1~4mほどになります。
葉は対生し、長さ5~12cmの奇数羽状複葉で、小葉は3~4対あり、全縁です。
上部の側小葉の基部が翼状となって羽軸に流れる傾向があります。
枝先に集散花序を出し、5~6個の花がつきます。
花は径3.5cmほどで4~5裂し、白色です。
花弁の外側は淡い紅色になることがあります。
花には甘く強い香りがあり、夜は特によく香ります。

〔来歴〕ヨーロッパへは古代ペルシアを経て伝わり、日本へは中国を通じて伝わりました。

〔利用〕インドでは葉をアーユルヴェーダで薬用として、花は女性の髪飾りとして利用されます。
花には強い芳香があり、開花直後の花を集めて精油を抽出し、ジャスミンの花精油とされます。

〔栽培〕増殖は挿木によります。
日当たりのよい場所で、砂質土壌を好みます。
強健ですが寒さにはやや弱く、冬には枝の先端部が枯れ込むことがあります。

名前
オオバナソケイ(大花素馨)、ソケイ(素馨)、タイワンソケイ(台湾素馨)、ツルソケイ(蔓素馨)、Catalan jasmine、royal jasmine、Spanish jasmine
生活型
つる性木本
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
3月、4月、9月、10月
花咲く季節
7月、8月、9月、10月、11月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
インド、パキスタン、ネパール
形状
つる
草丈・樹高
1000〜4000mm
葉の形
奇数羽状複葉
葉の生え方
対生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
集散花序
花弁の数
花の色
花径
35
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
挿木
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
鉢植
ハーディネスゾーン
病害
虫害
アブラムシ、ハダニ
香り
味覚
食用
毒性
有用
精油
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
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