園芸文化賞授賞式newインスタ8月の過去記事

イヨカン

ミカン科 ミカン属

Citrus iyo

〔基本情報〕果樹として栽培される常緑樹。
小枝が密に出ます。
互生する葉は単葉のようですが、複葉が退化したものです。
花は短い総状花序につき、白色の5弁花で芳香があります。
多数の雄しべが花糸の中部まで合生し雄ずい筒をつくります。
果実は扁球形で果重250~300g、濃い橙色に熟します。

〔来歴〕1886年(明治20年)に現在の山口県萩市で中村正路によって発見された偶発実生です。
1888年(明治22年)に愛媛県の三好保徳が持ち帰って増殖し、松山市を中心に栽培されるようになりました。

〔利用〕果実を果物として食べます。

〔栽培〕増殖は接木によります。
日当たりと水はけ、水もちのよい場所を好みます。
寒さを嫌うので、冬の北風をさけられる建物の南側に植えるとよいです。
家庭果樹としては関東中南部まで露地栽培可能です。

幼木のうちは移植容易ですが、成木では困難です。

水やりは地植えの場合、晴天が続いて乾燥しないかぎりは必要ありません。
施肥は春と秋に有機質の肥料か速効性がある化成肥料を施します。
枝が繁りすぎて、樹冠の内部が日照不足となると枝が枯れます。
枯れ枝は病虫害の原因となり、実つきも悪くなることから、3月頃に適度に製枝・剪定し、内部まで日が当たるようにします。
実が多くついた場合は7~8月に摘果をおこないます。
病虫害としては黒点病、かいよう病、ミカンハモグリガ、カイガラムシ、ハダニ、アブラムシなどがあります。
アゲハチョウの幼虫の食草です。
名前 イヨカン (伊予柑) 、紅蜜柑 、穴門蜜柑 、伊予蜜柑
花咲く季節 ? 5月、6月
実のなる季節 ? 11月、12月、1月、2月
生活型 ? 低木、小高木
常緑・落葉 ? 常緑
広葉・針葉 ? 広葉
生活様式 ? 地生
植え付け(または播種)季節 ? 3月、4月
形状 ? 直立、分枝
葉の形 ? 特殊
葉の生え方 ? 互生
花のつき方 ? 総状花序
花弁の数 ? 5
花の色 ?
実の色 ?
葉の色 ?
種苗の入手難易度 ?
種苗の入手形態 ?
繁殖方法 ? 接木
日照条件 ? 日向
水分の必要性 ? 普通
土の必要性 ? 必要
耐候性 ? 耐暑性、非耐寒性
用途適性 ? 公園・庭園
病害 ? 黒点病、かいよう病
虫害 ? ミカンハモグリガ、カイガラムシ、ハダニ、アブラムシ
香り ? 柑橘系
味覚 ? 酸味
食用 ?
有用 ? 食用
動物との関わり ? アゲハチョウの幼虫の食草
日本花き取引コード ? 22559
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