植物図鑑
レックスベゴニア
シュウカイドウ属
レックスベゴニア
学名:
Begonia ×rex-cultorum
〔基本情報〕ベゴニア レクス(Begonia rex)をもとに、交配によってつくられた園芸品種群。
多汁質の常緑多年草。
茎は多くの品種で横にのび、四方に広がります。
葉は互生する単葉で、左右非相称となります。
葉の大きさや形は変化に富みますが、ゆがんだ卵形~心臓形のものが多く、欠刻状に切れ込むこともあります。
葉の縁は鋸歯状~歯牙状とさまざまです。
また葉の基部が渦巻き状に巻きこむものもあります。
花は集散花序につき淡い桃色、雄花と雌花があります。
雄花は花弁状の2個の萼片とそれより小さい2個の花弁からなり、雌花は花弁状の2個の萼片と3個の花弁からなります。
〔利用〕変化に富んだ葉の形や葉の色を観賞します。
〔栽培〕増殖は株分けと葉挿によります。
通気性に富んで水はけがよく、適度な保水力のある土壌を好みます。
秋から春にかけては日当たりのよい場所、夏は強い日射しが当たると葉焼けをおこすので半日陰の涼しい場所で管理します。
風通しの良い場所を好みます。
霜が当たらないようにし、5度以上を保てば冬越しできます。
乾燥に強く、過湿になると根腐れをおこしやすくなります。
水やりは春と秋は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、冬は乾かし気味に管理します。
施肥は春と秋に緩効性肥料を月に1度、もしくは液肥を2週間に1度与えます。
夏は暑さで弱るので施肥は行わず、水やりも極端に乾燥しない程度とします。
病虫害としては灰色かび病、うどんこ病、斑点細菌病、アブラムシ、ハダニ、ハマキムシなどがみられます。
名前
レックスベゴニア、根茎性ベゴニア、根茎ベゴニア
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
4月、5月、6月、9月、10月
花咲く季節
9月、10月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
形状
草丈・樹高
葉の形
単葉(不分裂葉)、分裂葉
葉の生え方
互生
縁の形
鋸歯、歯牙、欠刻
葉の特記事項
花のつき方
集散花序
花弁の数
花の色
桃
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
株分け、葉挿
日照条件
日向、半日陰
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐乾性
用途適性
鉢植、コンテナ、ハンギングバスケット
ハーディネスゾーン
病害
灰色かび病、うどんこ病、斑点細菌病
虫害
アブラムシ、ハダニ、ハマキムシ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
14932
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