植物図鑑
ヘントウ
モモ属
ヘントウ
学名:
Amygdalus communis
〔基本情報〕いわゆるアーモンドの木です。
高さ6~9mほどの落葉高木。
葉は互生する単葉で、楕円状披針形です。
葉の縁には鋸歯があります。
葉はモモに似ますが、モモよりもやや光沢があります。
花はふつう単生し、葉が出る前に開花します。
花は径4cmほどの5弁花で、白~淡い紅色です。
果実は内果皮、中外果皮、種子で構成されます。
果実が成熟するまでに半年以上かかり、成熟期が近づくと自然に乾燥して裂開します。
この果実から取り出した種子(仁)を利用します。
核の硬さによって硬核種、軟核種にわけられ、軟核種はさらに苦仁類(苦扁桃)、甘仁類(甘扁桃)にわけられます。
〔利用〕果実から取り出した種子(仁)を食用や薬用に利用します。
苦仁類は苦味があるため食用に適さず、薬用や台木にされます。
アーモンドとして食用にされるのは甘仁類と一部の硬核種です。
〔栽培〕排水と日当たりがよく、耕土が深い土地を好みます。
増殖は接木により、3月に切り接ぎまたは8~9月に芽接ぎをおこないます。
病虫害は非常に多く、注意が必要です。
名前
ヘントウ(扁桃)、アーモンド、アメンドウ、カラモモ、almond
生活型
高木
常緑・落葉
落葉
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
花咲く季節
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
西アジア
形状
直立
草丈・樹高
6000〜9000mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
鋸歯
葉の特記事項
花のつき方
単生
花弁の数
5
花の色
桃、白
花径
40
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
接木
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
鉢植、公園・庭園
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
種
毒性
有用
薬用、食用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
検索サイトの検索キー
コメント
エバーグリーンポストでの記事