植物図鑑
グラジオラス トリスティス
トウショウブ属
グラジオラス トリスティス
学名:
Gladiolus tristis
〔基本情報〕
高さ50~70cmになる多年草。
秋から春にかけて生長し、夏には地上部が枯れ、休眠します。
地下に球茎をもちます。
茎は細く、かたいです。
葉は2~4個出て、円筒状で先に向かってらせん状にねじれます。
葉の基部は鞘状になって茎を抱きます。
茎先に穂状花序をだし、数個の花をまばらにつけます。
花は筒状をした鐘形の6弁花で、花被片は先がとがります。
花色は淡いクリーム色またはクリーム色に濃い緑色の縞が入ったり、紫色~褐色の刷毛斑があります。
花には甘い香りがあり、特に夕方以降によく香ります。
果実は蒴果で、種子には広い翼があります。
〔利用〕
春咲きグラジオラスの交配親です。
〔栽培〕
増殖は分球によります。
秋早くに球根を植えつけた場合、出てきた葉が傷まないようにフレームに取り込むなど霜よけをします。
あまり遅く植えると翌春の花数が少なくなります。
日当たりと水はけがよい弱アルカリ性の土壌を好みます。
酸性土壌を嫌うので植えつけの際は、苦土石灰を施します。
多湿を嫌うので、長雨の時期は鉢植えは雨の当たらない場所に移動し、地植えの場合は軒下に植えるか、盛り土をして雨水が流れるようにします。
水やりは過湿に注意し、鉢植えの場合は土の表面が乾いたら与えます。
地植えの場合は降雨にまかせます。
施肥は鉢植えの場合は春の開花前に緩効性化成肥料を施します。
地植えの場合は特に施肥は必要ありません。
茎が細いので支柱が必要です。
病虫害としてはアザミウマ、アブラムシ、ハダニなどがあります。
名前
グラジオラス トリスティス、ever-flowering gladiolus、marsh Afrikaner
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
9月、10月、11月、12月
花咲く季節
5月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
南アフリカ(ケープ)
形状
草丈・樹高
500〜700mm
葉の形
葉の生え方
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
穂状花序
花弁の数
6
花の色
黄白
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
球根、苗
苗の流通時期
繁殖方法
球根
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
アルカリ性、中性
耐候性
非耐暑性、非耐寒性
用途適性
鉢植、花壇、切花、公園・庭園
ハーディネスゾーン
病害
虫害
アザミウマ、アブラムシ、ハダニ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
33239
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