植物図鑑
ユリノキ
ユリノキ属
ユリノキ
学名:
Liriodendron tulipifera
〔基本情報〕
生長がはやく、高さ50m以上、径3mになる落葉高木。
円錐状~卵形の樹形になります。
葉は互生する長さ4~10cmの単葉で、形が独特で先が凹形~切形となり、基部の両側が広く1~2裂します。
葉の形には変化があります。
葉の縁は全縁です。
葉は秋に黄葉します。
花は枝先に単生し、直立してカップ状になる6弁花です。
花弁は長さ4~5cmの黄緑色で、基部に橙色の部分があり、ここから蜜が出ます。
果実には狭い翼があり、細長い球果状に集まってつきます。
マイマイガの摂食を阻害する成分のあることが知られています。
〔来歴〕
ヨーロッパには17世紀に導入され、日本には明治初年に渡来したとされます。
〔利用〕
有用な蜜源樹です。
材は緻密で加工材や舟等に利用されます。
根皮は薬用にされます。
〔栽培〕
増殖は実生によります。
種子はとりまきとするか、乾かないように保存して翌春に播きます。
日当たりと水はけ、水もちがのよく、やや湿り気のある肥沃な砂質土壌を好みます。
おおむね強健ですが、乾燥地を嫌います。
直根性のため成木での移植を嫌います。
植栽と剪定の時期は厳寒期を避けた落葉期です。
病虫害は特にありません。
名前
ユリノキ(百合木)、ハンテンボク(半纏木、袢纏木)、チューリップツリー、レンゲボク(蓮華木)、tulip tree、American tulip tree、tuliptree、tulip poplar、whitewood、fiddletree、yellow-poplar
生活型
高木
常緑・落葉
落葉
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
2月、3月、4月
花咲く季節
5月、6月
実のなる季節
9月、10月
葉の鑑賞期間
10月、11月
分布または原産地
北アメリカ東部(サザン・ オンタリオ州~フロリダ州)
形状
直立
草丈・樹高
50000mm
葉の形
分裂葉
葉の生え方
互生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
単生
花弁の数
花の色
橙、緑
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
黄、緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
種
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
公園・庭園、街路樹
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
薬用、その他クラフト
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
19286
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