植物図鑑
ハイビスカス
フヨウ属
ハイビスカス
学名:
Hibiscus
〔基本情報〕熱帯起源の園芸品種群。
おもに次の3つの系統に分けられます。
ハワイアンハイビスカス(ニュータイプ、大輪系とも):大輪で花色の変化に富む。性質がやや弱い。
オールドタイプ(在来系):花がやや小さく花色に変化がすくない。花つきがよく、強健。
コーラル:花が小さく、下向きに咲く。樹高が高い。耐暑性が強く、寒さにやや弱い。強健。
非常に多くの園芸品種がありますが、ほとんどがハワイアンハイビスカスです。
花は朝開いて夕方にはしぼむ1日花です。
熱帯では一年中開花します。
〔栽培〕増殖は挿し木や接ぎ木によります。
挿し木はオールドタイプとハワイアンハイビスカスが4~6月、コーラルは5~9月におこないます。
日当たりと水はけのよい肥沃な土壌を好みます。
夏の暑さで株が弱りがちなので、真夏は半日陰の風通しがよい場所へ移動させます。
特にハワイアンハイビスカスは暑さに弱いです。
冬期は室内で窓際の暖かい場所で管理しますが、霜が降りない地域では露地での越冬も可能です。
春~秋は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。特に開花期は水ぎれを起こすと花が落ちます。
施肥は春~秋に緩効性化成肥料を与えますが、チッソが多いと葉ばかり茂って花がつかなくなるので、リン酸・カリが多めのものを与えます。
夏の暑さで弱っている時期や生育の止まる冬は施肥は必要ありません。
咲き終わった花はこまめに花がらを摘むようにします。
病害虫としてはアブラムシ、ハダニ、ハマキムシ、カイガラムシなどがあります。
名前
ハイビスカス、China rose、shoe-flower、rose mallow、Chinese hibiscus
生活型
低木、小高木
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
4月、5月、6月
花咲く季節
5月、6月、7月、8月、9月、10月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
形状
草丈・樹高
葉の形
葉の生え方
互生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
花弁の数
花の色
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑、複色
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
接木、挿木
日照条件
日向、半日陰
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
鉢植、花壇、コンテナ、ベランダ
ハーディネスゾーン
病害
虫害
アブラムシ、ハダニ、ハマキムシ、カイガラムシ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
21731
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