植物図鑑
マンゴー
マンゴー属
マンゴー
学名:
Mangifera indica
〔基本情報〕10~40mほどの高さになる常緑高木。
栽培起源とされ、世界の熱帯地方で広く栽培されます。
幹は直立し、ドーム状の樹形になります。
葉は互生する単葉で、長さ8~40cm、幅2~10cmの長楕円形~披針形で全縁です。
若葉は赤色を帯びます。
枝先に円錐花序を出し、数百~数千の花をつけます。
花は白、ピンク、または赤色の5弁花です。
果実は長楕円形~勾玉形で、果実の表面は黄色、緑色、赤色など変異に富みます。
中果皮が黄色からオレンジ色の果肉状に変化し、多汁質で甘酸っぱく、食べられます。
栽培品種が数多くあり、果実の大きさや形、色は品種によって異なります。
〔来歴〕古くから栽培され、インドでは4000年前から文化や宗教(ヒンズー教、仏教)と深くかかわっています。
〔利用〕果肉(中果皮)をフルーツとして食べるほか、未熟な果実はピクルスなどにされます。
インドではチャツネに利用されます。
〔栽培〕増殖は実生や接ぎ木によります。
日当たりと水はけのよい土壌を好み、日光にあたらないと花芽が分化しません。
熱帯の植物のため生育適温が20度以上と高く、霜にあたると枯れます。冬期は最低温度が5度以上になるよう室内の日が当たる場所で管理します。
土の表面が乾いたら水を与えます。開花期~果実期は水切れをおこしやすいので多めに潅水します。冬期は乾かし気味に管理することで冬越ししやすく、花芽の分化もしやすくなります。
施肥は春~秋の成長期に緩効性の化成肥料を施します。
花が咲いたら、筆などで軽く花を撫でて人工受粉をおこなうことで着果しやすくなります。
病虫害としてはカイガラムシやハダニがあります。
名前
マンゴー、mango
生活型
高木
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
4月、5月
花咲く季節
1月、2月、3月、4月
実のなる季節
5月、6月、7月、8月、9月、10月
葉の鑑賞期間
分布または原産地
インド~マレーシア
形状
直立
草丈・樹高
10000〜40000mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
円錐花序
花弁の数
5
花の色
赤、桃、白
花径
花序の長さ
実の色
赤、橙、黄、緑
葉の色
緑
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
種、接木
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐暑性、非耐寒性
用途適性
鉢植
ハーディネスゾーン
病害
虫害
カイガラムシ;ハダニ
香り
味覚
食用
実
毒性
有用
食用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
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