植物図鑑
ウケザキクンシラン
クンシラン属
ウケザキクンシラン
学名:
Clivia miniata
〔基本情報〕高さ40~50cmほどになる常緑多年草。
肉質の根をもちます。
葉は長さ40~60cm、幅広い扁平な剣状で、2縦列に並びます。
葉の基部は筒状に重なり合い生長点を包むので、地際では鱗茎状になります。
葉の中心から花茎を伸ばし、先端に散形花序を出し、15~20個の花をつけます。
花序の下には数個の総苞があります。
花は橙色~緋赤色で漏斗形、大輪で上向きに咲きます。
果実は径1~2cmで、秋に熟します。
花色が白や黄色、葉に斑がはいる園芸品種があります。
〔栽培〕強い光や過湿、霜に弱く、乾燥や弱い光には耐えます。
ふつうは鉢植えとして管理します。
増殖は株分けと実生によります。
風通しのよい明るい日陰が適します。夏の強い日射しにあたると葉焼けをおこすので注意が必要です。
また、一方向からのみ日が当たると株全体が傾くので、時々鉢を回して均等に日が当たるようにします。
春~秋は土の表面が乾いたらたっぷりと水をやり、冬は乾かし気味で管理します。
越冬温度は5度以上必要で、霜にあたらないようにします。
冬に花芽ができたあと、10~14度程度の気温に60日ほどあたらないと花茎が伸びずに開花してしまうので、あまり暖かい場所に置かないようにします。
種子を採らない場合は、花が終わったら花茎を付け根から切り、株が疲れないようにします。
過湿にしなければ病気はほとんど発生しません。
名前
ウケザキクンシラン(君子蘭)、クンシラン
生活型
多年草
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
4月、5月
花咲く季節
4月、5月
実のなる季節
5月
葉の鑑賞期間
分布または原産地
南アフリカ(ナタール)
形状
草丈・樹高
400〜500mm
葉の形
葉の生え方
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
散形花序
花弁の数
花の色
赤、橙
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
種、株分け
日照条件
半日陰
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
鉢植、公園・庭園、コンテナ、ベランダ
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
20034
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