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植物図鑑

タマスダレ

サフランモドキ属 タマスダレ
学名: Zephyranthes candida

〔基本情報〕高さ20~30cmほどの常緑多年草。
地下に鱗茎をもちます。
葉は互生し、長さ20~30cm、幅4~5mmの肉厚な線形で10個程度叢生します。
20~30cmの花茎の先端に白色の花を単生します。
花は径4~5cmで上向きに咲き、花被は6裂し、花被片の外面基部は淡い紅色を帯びます。
1つの花は1~3日で閉じますが、次々に花茎が出るので開花期間は長いです。
果実は蒴果ですが種子をほとんどつけないものが多いです。

〔来歴〕1822年に発見され、日本へは明治時代初期の1870年頃渡来しました。
丈夫な草本で、暖地で野生状態になっていることもあります。

〔栽培〕増殖は分球によります。
日当たり~半日陰で水はけのよい肥沃な場所を好みます。
土の表面が乾いたら水を与えます。
庭植えの場合は雨が降らない日が続いた場合、潅水をおこないます。
元肥のほか花後にカリ分の多い肥料を与えます。
病害虫は特にありません。

〔備考〕葉や鱗茎にリコリンという有毒成分が含まれ、ニラ、アサツキ、ノビルと誤って摂取する事故があります。

名前
タマスダレ(玉簾、珠簾)、autumn zephyrlily、white windflower、Peruvian swamp lily
生活型
多年草
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
3月、4月
花咲く季節
7月、8月、9月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイ、ブラジル、チリ、ペルー
形状
草丈・樹高
200〜300mm
葉の形
線形
葉の生え方
根生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
単生
花弁の数
6
花の色
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
球根
日照条件
日向、半日陰
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐暑性、耐風性、耐強光性、耐病性、耐霜性
用途適性
鉢植、花壇、公園・庭園、コンテナ、ベランダ
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
ニラ、アサツキ、ノビルと誤って摂取する中毒事故がある
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
14994
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