植物図鑑
トックリヤシ
トックリヤシ属
トックリヤシ
学名:
Hyophorbe lagenicaulis
〔基本情報〕単幹性のヤシ。
幹の基部がトックリ状に大きくふくらみます。
幹には葉痕が浅い環状に残ります。
葉は長さ1~2mで幹の先からアーチ状にのび、4~6個程度しか出ません。
葉は羽状葉で全裂し、小葉は披針形で先がとがり、横断面はV字状です。
葉柄は短いです。
花は葉鞘の下部に単生する肉穂花序に多数つき、雄花と雌花があります。
雄花・雌花とも白色で、それどれ萼片と花弁が3個ずつあります。
果実は橙色~黒っぽい黄色です。
〔栽培〕増殖は実生によります。
沖縄県などでは露地栽培が可能ですが、10度以下になる地域では鉢植えにして冬期は室内で管理します。
日当たりがよい場所を好みますが、夏の直射日光では葉焼けをおこすことがあるので半日陰に移動させます。
水はけのよい用土に植え、春~秋は土の表面が乾いてから水を与え、冬は成長が止まるため水やりは控えます。
水を与えすぎると根腐れします。
葉が幹の先端からしか出ないため、その部分を切り落とすと芽が出ず、枯れてしまいます。
古い葉は枯れてから、取り去ります。
施肥は春~秋に液肥を施しますが、大きくしたくない場合は施肥を控えます。
鉢の下部から根が出てきたら、根詰まりをおこす前に一回り大きな鉢に植え替えます。
病虫害としてはアブラムシやカイガラムシがでることがあります。
名前
トックリヤシ(徳利椰子)、bottle palm、palmiste gargoulette
生活型
ヤシ
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
4月、5月
花咲く季節
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
マスカリン諸島(モーリシャス)
形状
草丈・樹高
葉の形
葉の生え方
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
肉穂花序
花弁の数
3
花の色
白
花径
花序の長さ
実の色
橙、黄
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
種
日照条件
日向、半日陰
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐暑性、耐乾性、非耐寒性
用途適性
鉢植
ハーディネスゾーン
病害
虫害
アブラムシ、カイガラムシ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
22008
検索サイトの検索キー
コメント
エバーグリーンポストでの記事