植物図鑑
パプリカ
トウガラシ属
パプリカ
学名:
Capsicum annuum Grossum Group
〔基本情報〕日本ではトウガラシのうち、肉厚で辛味がなく、果実が大形の青果用のグループ(ベル群、ピメント群)を指します。
葉は互生する単葉で、楕円形~披針形の全縁です。
花は茎先の葉腋につき、単生または数個ずつ集まって咲き、白色です。花冠は5~7裂します。
果実は肉質の液果で内部が3~4室に分かれた綺麗なベル形となり、果実先端がへこんで、赤色や黄色、オレンジ色、紫色、茶色など様々な色があります。
〔利用〕果実を食用とするほか、パプリカ色素という着色料としても使われます。
果皮はややかたいですが、果肉は肉厚の多汁質で糖度が高いためサラダなどにも向きます。
〔栽培〕日当たりがよく、通気性と水はけのよい土壌を好みます。
やや高めの畝を立てるとよいです。
生育期間中は水切れと肥料切れを起こさないようにします。肥料不足や窒素過多になると実つきが悪くなります。
花が咲いてから60日後が収穫適期です。実が多くついたときは、どんどん収穫して、株が疲れないようにします。
連作障害への注意が必要です。
病害虫としてはうどんこ病、ウイルス病、青枯病、ミナミキイロアザミウマ、ハダニ、アブラムシ、ヨトウムシ、ネキリムシなどがあります。
〔備考〕海外では香辛料としてのパプリカもあり、これは日本でパプリカとして流通しているものとは別のグループになります。
名前
パプリカ
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
4月、5月、6月
花咲く季節
6月、7月、8月、9月
実のなる季節
7月、8月、9月、10月
葉の鑑賞期間
分布または原産地
形状
分枝
草丈・樹高
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
花弁の数
花の色
白
花径
花序の長さ
実の色
赤、橙、黄、紫、茶
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
種子、苗
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
花壇、コンテナ、ベランダ
ハーディネスゾーン
病害
うどんこ病、ウイルス病、青枯病
虫害
ミナミキイロアザミウマ、ハダニ、アブラムシ、ヨトウムシ、ネキリムシ
香り
味覚
食用
実
毒性
有用
食用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
6404
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