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植物図鑑

カリフラワー

アブラナ属 カリフラワー
学名: Brassica oleracea var. botrytis

〔基本情報〕一~多年草。
葉は長楕円形で2/5葉序でらせん状につきます。
肥厚した茎の先に白色の花蕾をつけます。花蕾は花球、花蕾叢、カードともよばれ、1本の主茎と側生する花序からなり、先端が著しく肥厚します。
花芽は花柄の伸長後にできます。
花は複総状花序につき、花序の基部には苞葉があります。

〔来歴〕地中海東部沿岸原産で、ケールから分化したものとされ、ブロッコリーから改良されたと考えられています。
1490年頃にイタリアへ伝えられ、17世紀初めにヨーロッパ各地へ広まりましたがこのころはまだブロッコリーと区別されていませんでした。
今日のようなカリフラワーが栽培されるようになったのは19世紀に入ってからです。
アメリカに19世紀初め、アジアには19世紀中ごろに伝わったとされ、インドには1822年に紹介されています。
日本には明治初めに導入されましたが当時は一般には普及しませんでした。

〔利用〕固くしまった花蕾を食用とします。花蕾以外の部分は家畜の飼料となります。

〔栽培〕冷涼な気候を好みます。乾燥と多湿に弱いため有機質に富んだ排水のよい土壌が適します。
播種後の定植は本葉2~3枚になってからおこないます。
花蕾の発育は温度に敏感なため品種によって適温を確認する必要があります。
病害虫としてウイルス病、根こぶ病、ベと病、アブラムシ、コナガ、ヨトウムシなどがあります。

名前
カリフラワー、ハナヤサイ(花椰菜)、カヤサイ(花椰菜)、ハナナ(花菜)、ハナハボタン(花葉牡丹)、cauliflower
生活型
一年草、多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
花咲く季節
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
形状
直立
草丈・樹高
葉の形
葉の生え方
互生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
総状花序
花弁の数
4
花の色
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
種子、苗
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
花壇、コンテナ、ベランダ
ハーディネスゾーン
病害
ウイルス病、根こぶ病、ベと病
虫害
アブラムシ、コナガ、ヨトウムシ
香り
味覚
食用
毒性
有用
食用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
23499
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