植物図鑑
アンスリウム
ベニウチワ属
アンスリウム
学名:
Anthurium andraeanum
〔基本情報〕樹木などに着生して生育する常緑多年草。
茎は直立し、節間は短いです。
葉は互生する単葉で、長さ20~40cm、幅15~20cmの長い心臓形で、光沢があります。
葉柄は葉身より長く、かたくて丈夫です。
茎の上部の葉腋から葉柄より長い花茎を直立させ、両性の4花弁を密につけた長さ6~8cmの肉穂花序をつけます。
仏炎苞は長さ10~15cmの心臓形で開いてつき、肉穂花序を包みません。
花被片は肥厚して雌しべを囲み、雄しべ4個は花被片と対生します。
仏炎苞は独特の光沢をもち、ふつうは朱赤色ですが、品種によって橙、桃、白などに着色し、観賞性に富みます。
〔来歴〕日本には明治時代中頃に導入されました。
〔栽培〕生育適温25度前後と高温多湿を好みます。
着生植物なので水苔、軽石、鹿沼土など水はけのよい用土が適します。
室内の半日陰が適し、強い日射しにあうと葉焼けします。乾燥するときは霧吹きや葉水を与えるとよいです。
増殖は挿木や株分けによります。
害虫としてカイガラムシ、ハダニ、アブラムシ、ナメクジなどがあります。
名前
アンスリウム、オオベニウチワ(大紅団扇)
生活型
多年草
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
生活様式
着生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
5月、6月、7月、8月
花咲く季節
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
コロンビア、エクアドル
形状
直立
草丈・樹高
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
肉穂花序
花弁の数
4
花の色
花径
花序の長さ
60〜80
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
挿木、株分け
日照条件
半日陰
水分の必要性
普通
土の必要性
水苔
土壌酸度
耐候性
耐暑性
用途適性
鉢植
ハーディネスゾーン
病害
虫害
カイガラムシ、ハダニ、アブラムシ、ナメクジ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
40446
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