植物図鑑
トウガラシ
トウガラシ属
トウガラシ
学名:
Capsicum annuum
〔基本情報〕よく分枝し、半低木状になる多年草。
葉は互生する単葉で、楕円形~披針形の全縁です。
花は茎先の葉腋につき、単生または数個ずつ集まって下~横向きに咲き、白または紫色です。花冠は5~7裂します。
果実は肉質の液果で、円錐状、球形、長円筒形などさまざまな形のものがあり、色も赤、橙、黄、紫色など多様です。
青果用、加工用、香辛料用、観賞用があり、それぞれに品種群が区別されています。
〔来歴〕香辛料としてのトウガラシは原産地では2000年以上前から栽培され、コロンブスによってスペインに伝えられたのち、インドへはポルトガル人によって紹介され、その後、東南アジアへ広まりました。
日本には諸説ありますが1500年代半ば~末に渡来し、江戸時代に各地に広がりました。
辛みの無い青果用品種は明治時代に導入されました。
〔利用〕果実は香辛料としての利用以外に、筋肉痛、凍傷などの薬用として使われることがあります。
〔栽培〕園芸的には一年草として栽培されます。
青果用、香辛料用、観賞用とではそれぞれに栽培方法が異なります。
連作障害への注意が必要です。
名前
トウガラシ(唐辛子)、バンジョウ(蕃椒)、capsicum pepper、chili pepper、red pepper
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
2月、3月、4月、5月
花咲く季節
6月、7月、8月、9月
実のなる季節
6月、7月、8月、9月、10月
葉の鑑賞期間
分布または原産地
熱帯アメリカ
形状
分枝
草丈・樹高
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
花弁の数
花の色
白、紫
花径
花序の長さ
実の色
赤、橙、黄、紫、白、黒、複色
葉の色
緑、紫、複色
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
種子、苗
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
花壇、コンテナ、ベランダ
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
辛味
食用
実
毒性
有用
食用、薬用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
16593
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