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植物図鑑

チョウジノキ

フトモモ属 チョウジノキ
学名: Syzygium aromaticum

〔基本情報〕高さ4~7m、時に10m以上になることもある常緑高木。花や枝葉に芳香があります。
葉は単葉で対生し、革質で楕円形、暗緑色で表面に光沢があります。幼葉は紅紫色です。
花は枝先に集散花序をなします。萼は筒状で赤みがかり、4個の肉質の萼片があります。花は花弁が早くに落ち、多数の白色の雄しべがめだちます。丁字の名は蕾の形が「丁」の字に似ていることによるといわれています。
果実は長円状倒卵形です。

〔来歴〕紀元前3世紀には中国の宮廷で用いられており、エジプトやギリシャでも知られ、日本でも正倉院の宝物の一つとして残されています。ヨーロッパでは大航海時代以降、コショウ、ナツメグとともに広く流通するようになりました。

〔利用〕花がまだ蕾の頃に採集し、乾燥させたものがスパイスのクローブ(丁子)で強い芳香があり、香辛料や薬用、香料として利用します。枝葉からはクローブオイル(丁字油)を採取します。

〔栽培〕増殖は挿木によります。

名前
チョウジノキ(丁子木)、クローブ、チョウジ(丁子)、チョウコウ(丁香)、ヒャクリコウ(百里香)、clove、clove tree
生活型
高木
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
4月、5月
花咲く季節
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
モルッカ諸島
形状
直立
草丈・樹高
4000〜10000mm
葉の形
単葉
葉の生え方
対生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
集散花序
花弁の数
花の色
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
挿木
日照条件
日向
水分の必要性
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
鉢植
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
スパイス系
味覚
食用
毒性
有用
香辛料、薬用、精油、搾油
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
80743
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