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植物図鑑

マジョラム

ハナハッカ属 マジョラム
学名: Origanum majorana

〔基本情報〕草丈20~50cmほどの多年草。寒さに弱いため日本では一年草として栽培されることが多いです。原産地では乾燥した岩地にはえます。
茎には4稜があり断面はほぼ四角形で、基部が木質化します。
葉は単葉で対生し、長さ0.7~2.5cmの卵形で全縁です。
花茎の先端に円錐~総状花序がこぶ状につきます。花序は1.3~2cmの小穂が集まったもので、苞をともないます。白または桃、紫色の小さな花が6~7月に咲きます。花冠は上唇が2裂、下唇が3裂します。こぶ状の花序からノッテッド(結び目のある)マジョラムとも呼ばれます。

〔来歴〕古くから栽培され、古代ギリシャおよびローマでは幸せを象徴するハーブとされました。

〔利用〕茎葉にタイムをやや甘くしたような香りがあり、肉料理やトマトソースなどに使用されます。乾燥葉より生葉の方が香りが良いです。また精油も採取されます。

〔栽培〕増殖は実生、株分け、挿し芽などによります。低温と高温多湿に弱いので日本では株を維持するのが難しいです。乾燥気味に育てるとよいようです。

名前
マジョラム、マヨラナ、ノッテッドマジョラム、スイートマジョラム、marjoram、knotted majoram、sweet marjoram
生活型
一年草、多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
4月
花咲く季節
6月、7月、8月、9月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
北アフリカ;地中海地域;西南アジア
形状
草丈・樹高
200〜500mm
葉の形
単葉
葉の生え方
対生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
円錐花序、総状花序
花弁の数
花の色
白、桃、紫
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
種、株分け、挿し芽
日照条件
日向
水分の必要性
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
鉢植、花壇
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
ハーブ系
味覚
食用
毒性
有用
香辛料、精油
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
23023
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