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植物図鑑

ワケギ

ネギ属 ワケギ
学名: Allium ×wakegi

〔基本情報〕雑種起源の球根性多年草。地下部が黄褐色~赤褐色の鱗茎となります。
ネギと分球型タマネギの交雑によってうまれたとされ、日本には1,500年前に渡来したとされています。いくつかの系統があり、日本には本土系と南方系があります。
本土系は濃い緑色の葉をもち、冬期は葉先が枯れ、春に新しい葉がでます。
南方系は淡い緑色の葉をもち、寒さには弱いですが冬期も葉が伸びます。
分げつが旺盛であることから分葱の名があります。地方固有の名称が多く、ネギやアサツキと区別しない地域もあります。

〔栽培〕増殖は鱗茎による栄養増殖です。
耐寒性が弱いため関東以西で栽培されます。砂質壌土を好みます。
暖かい時期にはスリップス(アザミウマ)やネギハモグリバエなどの害虫に注意が必要です。
収穫の際は株ごと抜くか、株元から切り取りますが、増殖用の種球をつくる場合には葉を切らないようにします。
鱗茎の堀上げは5~6月におこない、よく日干しした後、風通しの良い場所に貯蔵し、秋に植え込みます。

名前
ワケギ(分葱)、Wakegi、Wakegi green onion、spring onion
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
8月、9月
花咲く季節
5月、6月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
形状
草丈・樹高
葉の形
線形
葉の生え方
根生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
散形花序
花弁の数
6
花の色
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗、球根
苗の流通時期
繁殖方法
球根
日照条件
日向
水分の必要性
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
花壇、コンテナ
ハーディネスゾーン
病害
べと病、さび病、立枯病
虫害
ネギアザミウマ、ネギハモグリバエ、アブラムシ、ネキリムシ
香り
味覚
食用
毒性
有用
食用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
42423
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