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植物図鑑

アカンサス

ハアザミ属 アカンサス
学名: Acanthus mollis

〔基本情報〕高さ90~120cmほどになる大形の多年草。
葉は長さ50~60cm、幅25~30cmほどで羽状に深く裂け、表面に光沢があります。葉の裂けた裂片の先はとがりますが、刺にはなりません。
6~9月ごろに高さ2mにもなる丈夫な花茎を直立させ、密な穂状花序をつけます。花は淡いピンク色を帯びた白色で、紫色の脈があります。花は唇形の合弁花ですが上唇が退化しているため離弁花のように見えます。ひとつの花を見ると、花冠の上側を無毛の萼が覆い、両脇に小苞があり、下側から苞が支える、という形になっています。

〔来歴〕日本には明治の末期に渡来しました。
Acanthusの仲間は葉の形が美しいので、古代ギリシアの時代から西洋建築のひとつであるコリント様式の柱の頭部の装飾や彫刻・絵画のアカンツス文様につかわれました。この文様はインドの仏教美術や古代中国にも見られます。

〔栽培〕栽培は容易で、日当たりがよく、排水のよい砂質壌土を好みますが、半日陰でも育ちます。
増殖は実生、株分け、根伏せによります。実生の場合は2~3月に播種し、株分けは春か秋に、株わきから出る芽を分割して植え込みます。根伏せは早春に掘り上げた根を3cmほどに切り分け、水平に伏せこんで、1~2cm覆土をします。

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名前
アカンサス、ハアザミ(葉薊)、bear's breech、sea dock、artist's acanthus、soft acanthus
生活型
多年草
常緑・落葉
常緑
生活様式
地生
植え付け(または播種)季節
3月、4月、9月、10月
花咲く季節
6月、7月、8月、9月
分布または原産地
ヨーロッパ南部、アフリカ北西部、西南アジア
草丈・樹高
900〜1200mm
葉の形
分裂葉
葉の生え方
根生
縁の形
欠刻
花のつき方
穂状花序
花の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
繁殖方法
種、株分け、根伏せ
日照条件
日向、半日陰
土の必要性
必要
用途適性
花壇、公園・庭園
虫害
ネコブセンチュウ
文化との関わり
コリント様式の装飾、アカンツス文様
日本花き取引コード
19892
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