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植物図鑑

セリ

セリ属 セリ
学名: Oenanthe javanica subsp. javanica

〔基本情報〕高さ20~80cmほどになる湿地性の多年草。
湿地や田の畦、小川などでみられます。
全体に独特の香りがあります。
太く白い地下茎を伸ばし、節から新芽を出して増え広がります。
茎は多少枝分かれします。
葉は1~2回3出複葉で、小葉は卵形です。
葉の縁には鋸歯があります。
茎先に径4~8cmの複散形花序を出し、小さな花を多数つけます。
花は径3mmほどで白色の5弁花です。
果実は楕円形の分果で、水に浮き、水流にのって散布されます。

〔来歴〕『万葉集』に詠まれ、『延喜式』(927)には栽培の記録があります。

〔利用〕古くから食用や薬用とされ、春の七草のひとつとして七草粥に入れられます。

〔栽培〕増殖は実生、株分けによります。
日当たりがよい場所を好みますが、乾燥と暑さに弱いので、夏場は半日陰で風通しのよい場所に移します。
水もちのよい土を好みます。
土の表面が乾きはじめたらたっぷりと水を与えます。
鉢植えの場合は腰水潅水でもよいです。
食用に買ってきたセリの根を水に差しておくだけでも育ちます。
腰水潅水や水耕栽培の場合は水が傷まないようにこまめに水替えをします。
肥料はあまり必要ありません。
病害虫としてはアブラムシがあります。
枝が混みあうと蒸れて病害虫が発生することがあります。

〔備考〕名は一か所に競り合ってはえることに由来するという説があります。
有毒なドクゼリに似るので野外で採取する際は注意が必要です。

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名前
セリ(芹)、サケバゼリ(裂葉芹)、カワナ(川菜)、カワナグサ(川菜草)、ネジログサ(根白草)
生活型
多年草
生活様式
地生
良く似た植物
ドクゼリ
花咲く季節
7月、8月
分布または原産地
日本、千島、樺太、ウシリー、東アジア~インド、オーストラリア(クイーンズランド)
草丈・樹高
200〜800mm
葉の形
3出複葉
葉の生え方
互生
縁の形
鋸歯
花のつき方
複散形花序
花弁の数
5
花の色
花径
3
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
繁殖方法
種、株分け
日照条件
日向、半日陰
水分の必要性
湿潤
土の必要性
必要
用途適性
コンテナ、水田緑化
虫害
アブラムシ
食用
葉、茎、根
有用
食用、薬用
二十四節気、七十二候
小寒 初候
物日の関わり
年中行事 人日
日本花き取引コード
58392
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