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植物図鑑

ニンジン

ニンジン属 ニンジン
学名: Daucus carota subsp. sativus

〔基本情報〕高さ50~100cmほどになる一~二年草。
主根が多肉質に肥大し、4~100cmになります。根はふつうオレンジ色ですが、黄色や赤色、紫色のものもあります。
葉は互生し、羽状に細かく裂けます。
花は複散形花序に多数つき、白~クリーム色の小さな5弁花です。

〔来歴〕原産地のアフガニスタンからヨーロッパ方面へ伝わった洋種系、中国方面へ伝わった東洋系の2種類があります。
日本では江戸時代には東洋系が主に栽培されていましたが、現在は洋種系品種が主になっています。

〔利用〕根を食用にするほか、やわらかい葉も食べられます。

〔栽培〕日当たり、水はけと水もちがよい土壌が適しています。
根が深く伸びるので、深さ30cmくらいまで耕す必要があります。
また、根の先が障害物にあたると根が分かれる又根になるため、土の塊や石などを丁寧に取り除きます。
発芽率が低めです。
発芽には光が必要なので覆土は薄くします。発芽までは地面が乾かないようこまめに水やりが必要です。
発芽後は成長に合わせて間引きや追肥をおこないます。
病虫害としては軟腐病、白絹病、黒葉枯病、黒斑病、立枯病、ヨトウガ、キンウワバ、センチュウ類があります。
またキアゲハの食草でもあります。

名前
ニンジン(人参)、carrots
生活型
一年草、二年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
花咲く季節
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
アフガニスタン
形状
草丈・樹高
500〜1000mm
葉の形
分裂葉
葉の生え方
互生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
複散形花序
花弁の数
5
花の色
黄白、白
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
日向
水分の必要性
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
花壇、コンテナ、ベランダ
ハーディネスゾーン
病害
軟腐病、白絹病、黒葉枯病、黒斑病、立枯病
虫害
ヨトウガ、キンウワバ、センチュウ類
香り
味覚
食用
根、葉
毒性
有用
食用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
キアゲハの食草
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
23559
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