植物図鑑
エゾニワトコ
ニワトコ属
エゾニワトコ
学名:
Sambucus racemosa subsp. kamtschatica
〔基本情報〕
日当たりがよい林縁や道端でみられ、湿り気のあるところを好む高さ8mにもなる落葉低木~高木。
幹は太く、株からよく枝分かれします。
古い樹皮はコルク質が厚く発達して縦に裂けます。
若い枝にはかたい毛がはえます。
葉は対生する奇数羽状複葉で、5~7枚の小葉からなり、葉柄があります。
小葉は楕円形~披針形で、基部がしばしば左右不相称となり、縁には粗い鋸歯があります。
葉の表面には短毛がはえ、裏面にはかたい毛がはえます。
今年出た枝の先に円錐状になる集散花序を出し、小さな花を多数つけます。
花序には細かい毛と乳頭状突起があります。
花は径5~7mmで、花冠は深く5裂して白色です。
果実は球形~卵形の核果となり暗い紅色に熟し、3個の種子がはいります。
〔利用〕
枝を薬用とします。
名前
エゾニワトコ(蝦夷接骨木、蝦夷庭常、蝦夷庭床)
生活型
低木、小高木、高木
常緑・落葉
落葉
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
花咲く季節
5月、6月
実のなる季節
8月、9月
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(北海道、本州:関東地方まで)、朝鮮北中部、中国東北部、アムール、ウスリー、カムチャツカ半島、サハリン、千島列島中部以南、南千島
形状
分枝
草丈・樹高
8000mm
葉の形
奇数羽状複葉
葉の生え方
対生
縁の形
鋸歯
葉の特記事項
花のつき方
集散花序
花弁の数
花の色
白
花径
5〜7
花序の長さ
実の色
赤
葉の色
緑
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
水分の必要性
土の必要性
土壌酸度
耐候性
用途適性
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
薬用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
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