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植物図鑑

シュンギク

シュンギク属 シュンギク
学名: Xanthophthalmum coronarium

〔基本情報〕
特有の香りがある一年草。
葉は互生します。
花は径3~5cmの頭状花序で、ふつう黄色ですが、黄色と白の複色や、白色の花など変化があります。
果実は痩果です。
香りの度合いや性質が異なる大葉、中葉、小葉の3系統があります。

〔来歴〕
アジアでは野菜として利用しますが、原産地のヨーロッパでは観賞用です。
日本には室町時代に渡来したとされ、野菜として利用されるようになったのは江戸時代からです。

〔利用〕
茎葉は野菜として利用するほか、古くは薬用植物として利用されました。

〔栽培〕
生育期間が短いため、極端な暑さや寒さにあわなければ一年中栽培と収穫が可能ですが、生育適温が15~20℃なので一般的には春と秋が栽培の適期です。
種子の発芽可能な温度範囲は10~35℃です。
種子は播種後2か月ほど休眠期間があります。
本葉が出た後は0℃以下になっても枯れずに越冬します。
日当たりと水はけ、水もちのよい有機質に富んだ土壌を好み、乾燥には弱いです。
病虫害は比較的少ないですが、高温期に出る炭疽病と、連作障害に注意します。

〔備考〕
春に花が咲き、葉の形がキクに似ることが名の由来です。

名前
シュンギク(春菊)、キクナ(菊菜)、Garland chrysanthemum、chrysanthemum greens、edible chrysanthemum、crowndaisy chrysanthemum、chop suey green、crown daisy、Japanese-green
生活型
一年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
5月、6月、9月、10月、11月
花咲く季節
4月、5月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
地中海沿岸地域
形状
草丈・樹高
葉の形
葉の生え方
互生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
頭状花序
花弁の数
花の色
黄、白、複色
花径
30〜50
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
種子、苗
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐寒性、耐暑性
用途適性
花壇、コンテナ、ベランダ
ハーディネスゾーン
病害
炭疽病
虫害
香り
味覚
苦味
食用
毒性
有用
薬用、食用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
14340
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