植物図鑑
セイタカアワダチソウ
アキノキリンソウ属
セイタカアワダチソウ
学名:
Solidago altissima
〔基本情報〕日当たりのよい土手や空き地に大群落をつくる高さ1~2mの多年草。
地下茎を伸ばしてよく増えます。
茎や葉に短毛がはえ、ざらつきます。
葉は互生する単葉で、長さ6~13cm、幅1~2cmの披針形、3本の脈がめだちます。
葉の縁は全縁または低い鋸歯があります。
短い葉柄があります。
枝の上側に径5mmほどの黄色い頭状花序が密に並び、全体で大きな円錐状の花序になります。
舌状花、筒状花とも黄色です。
舌状花は1頭花あたり10~18個です。
果実は痩果で冠毛があります。
〔来歴〕1900年頃に観賞用や蜜源植物として導入され、戦後に広く帰化しました。
根や地下茎からアレロパシー物質を出し、周囲の植物を抑制して群落をつくります。
〔栽培〕増殖は株分けによります。
日あたりと水はけのよい土壌を好みます。
耐寒性、耐暑性があり、丈夫で育てやすいです。
水やりは鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、地植えの場合は夏に晴天が続いてひどく乾燥しないかぎりは降雨にまかせます。
肥料は元肥を施せば特に必要なく、与えすぎると間延びして倒伏する場合があります。
草丈が高くなったら倒れないように支柱を立てるとよいです。
病虫害としてはうどんこ病、さび病、ハモグリバエ、アワダチソウグンバイ、ハダニ、アブラムシなどがあります。
〔備考〕外来生物法で要注意外来生物に指定されています。
名前
セイタカアワダチソウ(背高泡立草)、セイタカアキノキリンソウ(背高秋麒麟草)
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
2月、3月
花咲く季節
8月、9月、10月、11月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
北アメリカ
形状
草丈・樹高
1000〜2000mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
全縁、鋸歯
葉の特記事項
花のつき方
頭状花序
花弁の数
花の色
黄
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
株分け
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐寒性、耐暑性
用途適性
切花
ハーディネスゾーン
病害
うどんこ病、さび病
虫害
ハモグリバエ、アワダチソウグンバイ、ハダニ、アブラムシ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
60564
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