植物図鑑
ベニバナ
ベニバナ属
ベニバナ
学名:
Carthamus tinctorius
〔基本情報〕
きわめて古くから栽培される高さ1mほど一年草。
直根性の太い根があります。
茎は直立して、上部で枝分かれします。
葉は互生する単葉で、楕円形、深緑色でかたく、縁に鋭い刺状の鋸歯があります。
頭花は枝先につき、径2.5~4cm、すべて筒状花からなり、黄色く、のち赤色に変化します。
外側の総苞片は葉状になります。
果実は長さ0.6cmの痩果で非常に短い冠毛をもちます。
〔来歴〕
紅色の染料をとるために古くから栽培され、『万葉集』など古典にも登場します。
〔利用〕
花を紅色の染料や着色料、化粧品、薬用に利用します。
痩果からは油が採れ、食用油として利用されます。
〔栽培〕
増殖は実生によります。
乾燥気味の気候を好み、日当たりと水はけのよい砂質土壌を好みます。
酸性土壌や多湿を嫌います。
水やりは降雨にまかせます。
施肥は元肥を施せば特に必要ありません。
草丈が高くなるので、倒れないように支柱を立てたほうがよいです。
病虫害として炭疽病、アブラムシなどがあります。
名前
ベニバナ(紅花)、セイヨウベニバナ(西洋紅花)、クレノアイ(呉藍)、スエツムハナ(末摘花)、サフラワー、safflower
生活型
一年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
3月、4月
花咲く季節
6月、7月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
形状
草丈・樹高
1000mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
刺状
葉の特記事項
花のつき方
頭状花序
花弁の数
花の色
赤、橙、黄
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
種子、苗
苗の流通時期
繁殖方法
種
日照条件
日向
水分の必要性
乾燥、普通
土の必要性
必要
土壌酸度
アルカリ性、中性
耐候性
用途適性
花壇、切花、公園・庭園
ハーディネスゾーン
病害
炭疽病
虫害
アブラムシ
香り
味覚
食用
毒性
有用
薬用、食用、その他クラフト
二十四節気、七十二候
小満 次候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
紅色の染料をとるために古くから栽培され、『万葉集』など古典にも登場します。花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
14317
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