植物図鑑
エゴマ
シソ属
エゴマ
学名:
Perilla frutescens var. frutescens
〔基本情報〕
古くから栽培される高さ60~150cmの一年草。
全体に特有の芳香があります。
茎はよく枝分かれして、4稜があり、断面は四角形です。
葉は対生する単葉で、卵形となり、縁には鋸歯状の欠刻があります。
葉の裏は紫がかることもあります。
枝先または葉腋に細長い総状花序を出し、白色の唇形花を多数つけます。
果実は分果です。
〔利用〕
種子を炒ってゴマのように使うほか、エゴマ油を採ります。
葉はビタミン(A、B1、B2、C)に富み、韓国料理では肉などを包んで食べます。
小鳥の餌としても利用されます。
〔栽培〕
増殖は実生によります。
種子は好光性なので、覆土はごく薄くします。
日陰で水はけ、水もちがよく、やや湿り気のある肥沃な土壌を好み、乾燥には弱いです。
冷涼な気候を好み、北海道や東北、本州中部ではこぼれダネでよく増えます。
水やりは土の表面が乾きかけたらたっぷりと与えます。
施肥は元肥として堆肥を施します。
病虫害は特にありません。
名前
エゴマ(荏胡麻)、エ(荏)、ジュウネン(十稔)
生活型
一年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
5月、6月、7月
花咲く季節
9月、10月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
東南アジア
形状
分枝
草丈・樹高
600〜1500mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
対生
縁の形
欠刻
葉の特記事項
花のつき方
総状花序
花弁の数
花の色
白
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
種子、苗
苗の流通時期
繁殖方法
種
日照条件
日陰
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
鉢植、花壇、コンテナ、ベランダ
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
種、葉
毒性
有用
食用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
54693
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