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植物図鑑

タマサンゴ

ナス属 タマサンゴ
学名: Solanum pseudocapsicum var. pseudocapsicum

〔基本情報〕
高さ30~50cmの常緑低木。
耐寒性が弱いので園芸的には一年草として扱います。
よく枝分かれし、枝は緑色で刺はありません。
葉は互生する単葉で、卵形となり、葉の縁は全縁で波打ちます。
短い葉柄があります。
葉の反対側や枝の途中に出る散形花序に1~4個の花をつけます。
花冠は径1.2~1.5cmで白色、5裂します。
果実は径1.5㎜の球形で、黄色~赤色に熟します。

〔来歴〕
観賞用として明治時代中期に渡来したものが暖地で野生化しています。

〔栽培〕
増殖は実生によります。
霜や寒風にあたると枯れるので寒冷地では鉢植えにして冬は陽のあたる室内に取り込みます。
関東地方以西の暖地であれば戸外越冬可能です。
日当たりと水はけがよい場所であれば土質を選ばずよく育ちます。
過湿を嫌います。
水やりは鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、地植えの場合は降雨にまかせます。
施肥は特に必要ありません。
病虫害は特にありません。

〔備考〕
日本でみられるタマサンゴはほとんどがヒメタマサンゴではないかという説もあります。

名前
タマサンゴ(玉珊瑚)、フユサンゴ(冬珊瑚)、リュウノタマ(龍の玉、竜の玉)、Jerusalem cherry、Madeira winter cherry、winter cherry
生活型
一年草、低木
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
4月
花咲く季節
5月、6月、7月、8月、9月、10月、11月
実のなる季節
8月、9月、10月、11月、12月
葉の鑑賞期間
分布または原産地
ペルー、エクアドル、ブラジル
形状
分枝
草丈・樹高
300〜500mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
散形花序
花弁の数
花の色
花径
12〜15
花序の長さ
実の色
赤、黄
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
種子、苗
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
鉢植、花壇、公園・庭園、コンテナ、ベランダ
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
22737
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