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植物図鑑

アメリカネナシカズラ

ネナシカズラ属 アメリカネナシカズラ
学名: Cuscuta campestris

〔基本情報〕道端や荒れ地、畑などのやや乾いた土地で多くみられるつる性の一年草。
他の植物の上に覆いかぶさるように群生します。
宿主を選ばない寄生植物で、さまざまな農作物や園芸植物、砂丘などに生育する在来種に寄生します。
茎は長さ50cmほどで左巻き、枝分かれして、他の植物に巻きつき、ところどころで吸盤(寄生根)を出します。
葉緑素をもたず、全体が淡い黄色です。
葉は退化していて、茎には節に黄褐色の鱗片がつきます。
花は径3mmほどで白色、鱗片の腋に出る短い集散花序につきます。
花冠は5裂し、内側に、縁が細かく裂けた鱗片が5個あります。
雄しべは5本あり、花冠の外に伸びます。
果実は2~3mmで球形の蒴果です。

〔来歴〕世界的に帰化しています。
日本では1970年頃に東京都府中市の多摩川で初めて確認されたあと、ほぼ全国でみられています。

〔備考〕外来生物法で要注意外来生物に指定されました。

名前
アメリカネナシカズラ、オオバナアメリカネナシカズラ、field dodder、golden dodder、large-seeded alfalfa dodder、yellow dodder、prairie dodder
生活型
つる性草本
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
寄生
良く似た植物
ネナシカズラ、ハマネナシカズラ、マメダオシ
植え付け(または播種)季節
花咲く季節
8月、9月、10月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
北アメリカ
形状
つる
草丈・樹高
葉の形
特殊
葉の生え方
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
集散花序
花弁の数
花の色
花径
3
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
水分の必要性
土の必要性
土壌酸度
耐候性
用途適性
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
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文化との関わり
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指定植物
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