植物図鑑
ヒレハリソウ
ヒレハリソウ属
ヒレハリソウ
学名:
Symphytum officinale
〔基本情報〕
人家近くや牧場などのやや湿った場所でみられ、高さ1mになる多年草。
太い根をもちます。
全体に白色の粗い毛がはえ、ざらつきます。
葉には根出葉と茎葉があり、根出葉には長い葉柄があります。
茎につく葉は互生する単葉で、長楕円形となり、葉の縁は全縁です。
葉の基部は茎に流れて翼(ひれ)となります。
茎の上部に集散花序を出し、紫色~白色の花を下向きに咲かせます。
花冠は鐘形で、先が浅く5裂します。
〔来歴〕
明治時代に導入され、各地に帰化しています。
〔利用〕
以前は食用や健康食品として利用されていましたが、現在は肝機能障害をおこすとして摂取を避けるように通達が出ています。
〔栽培〕
増殖は株分け、根挿によります。
日当たり~半日陰で水もちのよいやや湿った土壌を好みます。
環境が合えば放任でもよく育ちます。
水やりは地植えの場合でも真夏は乾きすぎないよう、土の表面が乾いたら朝や夕方の気温の低い時間帯に与えます。
施肥は控えめにし、元肥を施せば特に必要ありません。
病虫害は特にありません。
名前
ヒレハリソウ(鰭玻璃草)、common comfrey、true comfrey
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
4月、5月、9月、10月
花咲く季節
6月、7月、8月、9月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
ヨーロッパ、西アジア、北アフリカ
形状
草丈・樹高
1000mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生、根生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
集散花序
花弁の数
花の色
紫、桃、白
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
株分け
日照条件
日向、半日陰
水分の必要性
普通、湿潤
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
花壇、公園・庭園
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
20476
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