植物図鑑
イヌコモチナデシコ
コモチナデシコ属
イヌコモチナデシコ
学名:
Petrorhagia dubia
〔基本情報〕
道端や荒れ地、河川敷などでみられる高さ25~60cmの二年草。
茎は地際からよく枝分かれし、ふつう腺毛が密にはえます。
葉は対生する単葉で、長さ1~6cmの線形です。
葉の基部は合着して茎を包み、鞘部の長さは幅の2~3倍ほどです。
茎の先に径2cmほどの球状の花序をつけます。
花序は重なり合った膜質の総苞片に包まれ、その間から花が顔を出します。
花は淡紅色の5弁花で、花弁の先が浅く2裂します。
果実は蒴果で、熟すと上端が4つに割れます。
種子は洋ナシ形で、背面には円錐状の突起があります。
〔来歴〕
1960年に北九州市で標本が採集され、当初はPetrorhagia nanteuiliiの学名で発表されましたが、本来のPetrorhagia nanteuiliiとは特徴が合わず、Petrorhagia dubiaに学名が変更されました。
Petrorhagia nanteuiliiに対してはミチバタナデシコという名が与えられました。
名前
イヌコモチナデシコ(犬子持撫子)、hairy pink
生活型
二年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
ミチバタナデシコ、コモチナデシコ
植え付け(または播種)季節
花咲く季節
5月、6月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
ヨーロッパ南部、地中海沿岸地域
形状
草丈・樹高
250〜600mm
葉の形
線形
葉の生え方
対生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
花弁の数
5
花の色
桃
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
水分の必要性
土の必要性
土壌酸度
耐候性
用途適性
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
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