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ヒメスイバ

タデ科 ギシギシ属

Rumex acetosella

〔基本情報〕
道端や荒れ地でみられる高さ10~50cmの多年草。
横に這う細長い地下茎をもちます。
茎は細く、よく枝分かれします。
葉には根出葉と茎葉があり、根出葉は長さ2~7cm、幅0.5~3cmのほこ形で、基部が耳状に張り出し、長い葉柄をもちます。
茎葉は数個つき、茎の上部の葉は線状披針形となって無柄です。
雌雄異株です。
茎先に円錐状の花序を出し、小さい花を密につけます。
花冠はなく、雌花は暗赤色、雄花は淡い緑色でしばしば赤みを帯びます。
果実は痩果で萼につつまれます。
萼は花後にも大きくならず、スイバのように翼状にはなりません。

〔来歴〕
明治初期に渡来したと考えられ、全国に帰化しています。

〔備考〕
スイバ同様、シュウ酸を含むので、酸味があります。
名前 ヒメスイバ (姫酸葉)
red sorrel、sheep's sorrel、field sorrel、sour weed
花咲く季節 ? 5月、6月、7月
分布または原産地 ? ヨーロッパ
生活型 ? 多年草
生活様式 ? 地生
草丈・樹高 ? 100〜500mm
葉の形 ? 単葉(不分裂葉)
葉の生え方 ? 互生、根生
縁の形 ? 全縁
花のつき方 ? 円錐花序
花序の長さ ? 70〜350mm
葉の色 ?
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