植物図鑑
ニトベカズラ
ニトベカズラ属
ニトベカズラ
学名:
Antigonon leptopus
〔基本情報〕
地下に塊根をもつ、つる性亜低木。
成長が早く、条件が合えば茎は10m以上の長さにのびます。
茎は細く、稜があり、断面が四角形です。
葉は互生する単葉で、ハート形となり、全縁です。
葉と対生する位置に巻きひげを出し、他のものに絡みます。
葉と対生する位置に総状花序を出し、花序の先は巻きひげとなります。
気温が十分に高い地域では周年開花します。
花は5~15個ずつつき、花弁状で赤~ピンク色に着色した萼がめだちます。
果実は3稜のある痩果です。
〔来歴〕
日本には1971年に渡来しました。
〔栽培〕
増殖は実生、挿木、根伏せによります。
日当たりと水はけのよい肥沃な場所を好みます。
暖地では戸外越冬可能です。
寒さにやや弱く、霜にあたると地上部が枯れますが、地下の塊根が凍らなければ翌春にまた芽を出します。
水やりは鉢植えの場合は生育期間中は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、休眠中は水を断ちます。
地植えの場合は夏に晴天が続いてひどく乾燥しないかぎりは降雨にまかせます。
施肥は春から開花前まで与えますが、チッソ分が多いと葉ばかり茂って花つきが悪くなります。
病虫害は特にありません。
名前
ニトベカズラ(新渡戸葛)、アサヒカズラ(朝日葛)、Mexican creeper、coral vine、bee bush、San Miguelito vine、Coralita
生活型
つる性木本
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
3月、4月
花咲く季節
6月、7月、8月、9月、10月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
メキシコ
形状
つる
草丈・樹高
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
総状花序
花弁の数
花の色
赤、桃
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
種、挿木
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐暑性、耐乾性、非耐寒性
用途適性
鉢植、公園・庭園、壁面緑化
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
42477
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