EVERGREEN - エバーグリーン

植物図鑑

ミチタネツケバナ

タネツケバナ属 ミチタネツケバナ
学名: Cardamine hirsuta

〔基本情報〕道端や芝生などに群生する越年草。
茎は高さ3~30cmで無毛です。
根生葉はロゼット状に出て、羽状に全裂し、側裂片は3~5対あります。
各裂片は広楕円形~卵形で、先端の裂片が一番大きくなります。
根生葉が果時にも枯れずに残ります。
茎にはあまり葉はつかず、0~2個ほどで、葉の裂片は根生葉に比べて細いです。
花は総状花序につき、白色の4弁花です。
花弁は長さ2~3mmの楕円形です。
雄しべは4本です。
果実は長さ1~2cmの長角果で、直立します。
果実の中には1mmほどの種子が多数、1列に並びます。

〔来歴〕1970年代には帰化していたと推定され、1988年に富山で採集され、1992年に今までの標本から帰化が報告され、和名がつけられました。

〔備考〕タネツケバナによく似ますが、茎が無毛、根生葉の小葉に柄がある、茎にあまり葉がつかない、花弁が長さ2~3mm、雄しべが4本の花が多い、根生葉が果時にも残るなどの点で区別できます。

名前
ミチタネツケバナ(道種漬花、道種浸花)、ケタネツケバナ(毛種漬花、毛種浸花)、hairy bittercress
生活型
越年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
タネツケバナ
植え付け(または播種)季節
花咲く季節
2月、3月、4月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
ヨーロッパ
形状
草丈・樹高
30〜300mm
葉の形
分裂葉
葉の生え方
互生、根生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
総状花序
花弁の数
4
花の色
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
水分の必要性
土の必要性
土壌酸度
耐候性
用途適性
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
検索サイトの検索キー
コメント
エバーグリーンポストでの記事

「 ミチタネツケバナ 」の投稿写真