紫で彩るアケビnew12月の過去記事

キヌゲミヤマヤナギ

ヤナギ科 ヤナギ属

Salix reinii f. eriocarpa

〔基本情報〕
高山~亜高山帯でみられる高さ0.3~2mになる落葉低木。
標高が低い場所では5mにもなるものもあります。
枝は褐色で毛はありません。
葉は互生する単葉で、長さ3~9cm、幅1.5~5cmで楕円形から円形まで変化に富みます。
葉の表面にはやや光沢があり、裏面は粉白色となります。
葉の縁には、裏側に巻く鋸歯があります。
若葉には細毛がはえます。
葉柄は長さ1.3~2cmで。
雌雄異株です。
花は葉の展開と同時に出る円柱形の花穂に密につき、花穂の基部には小さな葉が3~5枚つきます。
雄花穂は長さ2.5~6cm、径1~1.2cmです。
雌花穂は長さ2.5~5cm、径0.5~0.7cmです。
花には花弁はありません。
子房の全面に白い絹毛があります。
果実は蒴果で、熟すと裂開して、柳絮(りゅうじょ)とよばれる綿毛に包まれた種子を出します。
名前 キヌゲミヤマヤナギ (絹毛深山柳) 、ケミヤマヤナギ (毛深山柳) 、エゾミヤマヤナギ (蝦夷深山柳)
花咲く季節 ? 5月、6月、7月
分布または原産地 ? 日本(北海道、本州:中部地方以北)、サハリン南部、千島列島、ロシア沿海州
生活型 ? 低木
常緑・落葉 ? 落葉
広葉・針葉 ? 広葉
生活様式 ? 地生
形状 ? 分枝
草丈・樹高 ? 300〜2000mm
葉の形 ? 単葉(不分裂葉)
葉の生え方 ? 互生
縁の形 ? 鋸歯
花序の長さ ? 15〜60mm
葉の色 ?
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