Q&A
435番さん
2017 04/27 08:27
雑草系に詳しい方、教えてください(*_ _)
①はアメリカフウロで合っていますよね?
よく道端で見掛けます。
大きさの比較のために、ヤエムグラと一緒に写っているものを選びました。
②③は民家の一画に生えていたものです。
①に比べて花が大きいなぁとまず感じたので、ゲンノショウコかと思ったのですが、葉の形がそれとは違うようで…
こうして並べてみると、花びらの形も①が桜のように切れ込んでいるのに対し、こちらは丸いようです。
②③は何だろう?と疑問なのです。
同じく他との比較のために、ハハコグサやノゲシと写っているものを選びました。
よろしくお願いします。
4番さん(専門家)
2017 04/28 08:53
アメリカフウロソであってます。2、3はヒメフウロです。ゲンノショウコは初秋に咲きます。
435番さん
2017 04/28 11:58
いつも回答ありがとうございます_(_^_)_
本当にお詳しいですね❣
実は昨日も別の場所2箇所で見つけて私も調べてみたのですが、花はアサマフウロやハクサンフウロに似ていると感じたもののやはり葉っぱが違うようで、ずっとモヤモヤしてました。
ヒメフウロ、初めて聞きました。
本にも載っているのを見たことがなく…
ググってみたら、紫外線予防やシワ予防などの効果まであるそうですね。
とても勉強になりました。
またお世話になると思いますが、よろしくお願いします。
4番さん(専門家)
2017 04/29 01:21
恐縮です。特に表示がされていないので分かりにくいですが、僕ともう一人がこのエバーグリーンの回答係の専門家ですので、詳しくないとまずいのです(笑) ヒメフウロは希少な野生種なのですが、ヨーロッパにも広く分布し、都市圏で見るのは恐らくヨーロッパから来たものです。アサマやハクサンに比べ花がかなり小さいのもポイントです。
435番さん
2017 05/01 10:49
道理でお詳しいと思いました(^^)
本と首っぴきになってもそもそも載っていないことも多いですし、その本に載っている似たものしか選択肢がない場合は、それがそうだと思い込むこともあり…
似ているものも多くて、素人には判別は本当に難しいです。
ムラサキサギゴケ、トキワハゼなどもゴマノハグサ科とされていたり、ハエドクソウ科とされていたり、本によってバラバラで混乱します。
ツタバウンランも然りです。
オオバコ科とされていたり、ゴマノハグサ科とされていたり、どちらが本当なのでしょうか?
クサギはクマツヅラ科からシソ科に変更になったのですよね?
全然違うと思うのに、不思議な感覚です。
本当は分類なんかには拘らずに純粋に楽しみたいのですが、他人様にご紹介するには正しく把握しておかないと、というところがあり悩みどころです。
4番さん(専門家)
2017 05/01 13:58
科は、大幅に変更になっていますね。例えばゴマノハグサ科で馴染みのあったものがオオバコ科やハエドクソウ
になり、混乱を招いています。クサギもシソ科になりました。
どちらが本当か、というより、その時代ごとの分類体系を採用するかどうかですので、どちらも嘘ではありません。ただ、世間の趨勢が新しい分類体系に移行してくると、変わらざるを得ないとおもいます。なるべく新しい図鑑を参照なさってください。エバーグリーンでは新しい分類体系に準拠しています。
435番さん
2017 05/01 23:49
植物界にも時代の流れが…
そうなのですね。
ついていかなくちゃ、ですね(笑)
エバーグリーン様々です。
大いに活用させていただきます*:・(*-ω人)・:*
220番さん
2017 05/13 14:27
2と3はヒメフウロとも呼称されますが、同じ名前か他にも有りますので、シオヤキソウと呼称しております。
如何なものか書込みさせて頂きました。
4番さん(専門家)
2017 05/13 17:23
はい、Erodiumの類が、流通名として「姫ふうろ」と称して売っています。ただ、あちらはあくまで商業的な流通名ですので、紛らしいため注意は必要ですが、もともとのヒメフウロを(大半の図鑑でヒメフウロ・別名シオヤキソウと書いているにもかかわらず)シオヤキソウとわざわざ呼ぶ必要はないと考えます。もちろん、個人個人の呼称としてはご自由ですが、当サイトとしては(間違いでない限りは)人口に膾炙している名前を使用するようにしています。