Q&A
1390番さん
2020 08/15 13:04
(1)栽培か野生か:栽培
(2)撮影場所の県名:北海道ニセコ
(3)撮影時期:今日
今年5月、気温が15℃前後になった時に種まきをしましたが、(50粒)一つも発芽しませんでした。
ネットで見るのは内地の情報なので、北海道では、どうしたら発芽するのでしょうか?
水に入れて冷蔵庫で冷やしてから撒くと発芽率は良くなりますか?
5番さん(専門家)
2020 08/17 12:18
地域による栽培方法の違いは、おもに夏越しや冬越しに関する点となります。
気温を目安とするのであれば播種や植え替え方法は内地情報でも問題ないです。
播種後の管理をどのようにされていたかによりますが
ナツザキフクジュソウの場合
・好光性の種子なので、覆土は厚くても5mmまでとする
・発芽まで用土は乾かさないようにする(かといって湿りすぎもよくないので、土の表面が乾き始めたら種子が流れないよう細かい目のじょうろで与えるか底面給水をするのがよいでしょう)
暖地では春播きすると発芽率が悪く、秋播きして冬を越すと2月末~4月に発芽するようです。
ヨーロッパの文献には冷蔵庫で5℃程度の低温に1~数か月程度あてる低温処理を行なうとよい、とあります。ただ、書かれていたように「水に入れる」と腐りますので、砂やバーミキュライトを湿らせたものに入れて野菜室で保存するのがよいでしょう。
秋播き、もしくは2月終わりか3月に播いて一旦低温にあててみてもよいかと思います。
北海道では凍結がどこまで影響するかわかりませんが、ヨーロッパ原産なので北海道の冬でも大丈夫だとは思います。
1390番さん
2020 08/19 23:51
詳しく教えて頂きありがとうございます。