Q&A
220番さん
2020 05/17 21:45
(1)栽培か野生か:野生
(2)撮影場所の県名:新潟県
(3)撮影時期:5月17日
日々有難う御座います!
ヒメムカシヨモギの前年の枯れた様な茎から、花が咲き出していました・・・
脇から今年のものが伸びています。
越年草の様ですが、こんな事はよくある事なのでしょうか?
アドバイスを御願いします 合掌
903番さん(専門家)
2020 05/18 14:02
キク科の多くは、茎の先端の芽が優先的に成長する頂芽優勢という性質を持っています。これにより普段は側芽の成長は抑制されています。ヒマワリなどはその最たる例です。この茎の先端部に花を咲かせれば、その茎は役目を終えて、本来ならそのまま枯れてしまいます。
今回のものは、おそらく花を咲かす前に草刈りにあったかで、頂芽がなくなり、そのことにより成長が抑制されていた側芽が春が来て再度芽を吹き、花を咲かせたということでしょう。
花を咲かせ種子をつけることが植物にとっては子孫を残すための最重要事項ですので、本来花をつけるべき茎の先端を失い、何が何でも子孫を残そうと花を咲かせている普段とは違う姿を見られたということですね。
220番さん
2020 05/18 20:12
Sandoさん
御多忙の中にコメント下さり有難う御座いました。
茎が茶色になり枯れた様に見えたのですが、水分を吸い上げていたとは不思議です。
903番さん(専門家)
2020 06/08 18:13
茎が完全に枯れていれば、折り曲げるとポキッと折れてしまいます。
一部でも生き残っていれば弾力があり、しなりはするもののポキッとは折れません。
おそらく今回のものも茎の一部が生き残っていたのでしょう。
220番さん
2020 06/09 10:46
有難う御座いました。