EVERGREEN - エバーグリーン

Q&A

2492番さん

2020 04/28 18:12

(1)栽培か野生か:野生
(2)撮影場所の県名:山梨県大菩薩登山道
(3)撮影時期:4/27

5番さん(専門家)

2020 04/30 19:07

こちら植栽でユーフォルビア ミルシニテスの可能性が高いです。

2492番さん

2020 04/30 20:27

rosapersicaさん
私もユーフォルビアの仲間に似ている種をいくつか知っていますが、ユーフォルビアではありませんし、大菩薩登山道の標高1200m付近なので、植栽の可能性はかなり低いです。

4番さん(専門家)

2020 05/05 18:34

これはなかなか難問ですね。そもそもこうした青みがかった粉白色を呈する植物で国産のものとなると、マメ科、アブラナ科、ケシ科、ベンケイソウ科あたりが候補になります。マメ科はほとんど複葉なので除外できます。アブラナ科は、きっとロゼットを作りそうですし、花芽がついてないのも違和感あります。ケシ科はもっと切れ込む葉ばかりです。というわけで、ベンケイソウ科が残ります。ベンケイソウは確かにこんなような芽出しをしますから、もしかしたら極端に鋸歯が目立たないベンケイソウということはあるかもしれません。

4番さん(専門家)

2020 05/05 18:36

ただ、ベンケイソウとなると多肉質なので、さすがにお気づきになるようにも思いますし、葉の形態に隙がなさすぎるので違和感は感じます。先端も尖っていますし。 https://www.pref.nagano.lg.jp/yakuji/kenko/iryo/shoyaku/shikenchi/benkeso.html

4番さん(専門家)

2020 05/05 18:45

先にrosapersicaが回答しているEuphorbia myrsinites そのものかどうかはともかくとして、myrsinitesにかなり似ているのは確かです。例えばこちら http://pisuke-garden.com/euphorbia-mil-newcomer/

1200mで植栽はもちろんありえませんが、山梨でもそれなりにガーデニング素材として使われていて、何らかの理由で登山道沿いに外来種化しているという可能性は排除しきれないとは思います。(白州の大きなガーデンショップで普通に売っていました)この手で帰化というのは、マツバタイゲキくらいしか印象がないので、推測の域はでませんが・・・ ご意見賜われたら幸いです。

4番さん(専門家)

2020 05/05 19:15

あ、キク科の二ガナ亜科もありました。ただ、やはり似たものはないですね・・・ロゼットがあるはずですし。

2492番さん

2020 05/05 21:29

Tomoyuki sasakiさん
色々考えて頂きありがとうございます。

確かに私もこれを見た時、ベンケイソウだろう。
でもEuphorbiaにもちょっと似てるな。と思いました。
暗くなりかけていて、急いでいましたが、写真撮影後、上の落ち葉と、砂質土壌を少し払い除けて根元を確認したところ(もちろん元の状態に戻し、飲料水もかけました)
宿根で地下茎でどんどん増えるタイプのEuphorbiaに見られる5mm位の太めな地下茎では繋がっていなかったので、(でも栄養繁殖してるようには見えますよね)場所も場所なのでEuphorbiaではないだろう。と思いました。
常緑のmyrsinitesは茎が倒れて、そこから根を出すタイプですからやはりそこは違いますよね。

前年度に開花した茎だけ枯れる。やっぱりベンケイソウでしょうか。

ネットで調べても当てはまりそうなベンケイソウ科の植物が載って無いのです。
図書館もこの状況ではやってないですし。
資料の少ない種の同定は中々難しいものですね。

2492番さん

2020 05/05 22:05

あと葉は多肉質でした。これは始めにいっておくべきでしたね。すみません。

先に情報を沢山出せば良いのですが、以前の質問の失敗の教訓で、何科だろう。何属っぽい。と自分の考えまで言ってしまうのは、質問者様の考えを妨げることになりそうで、あえて書かないようにしたのです。

脱線しますが、登山者やドライブ以外、人の往来が無いないような高山帯でも、展望台や公共の施設には園芸品種や外来種の植物が植えられているのがとても残念に思います。この植物を撮影した山の埼玉県側の展望台にはツルニチニチソウが植えられており、大繁殖し野生逸脱し始めていました。人の手の及ばない高山だから絶滅希少種が沢山見られる。という考えも一理あると思うのですが、何故あえてここに生態系被害防止外来種リストの植物を植えてしまうのだろう。なぜ未来の事まで考えられないのか、と、悲しく思いました。
スキー場もそうですよね。

なので外来種が生えていたという可能性も100%否定と言う事は出来ないんですね。

4番さん(専門家)

2020 05/06 09:47

お気遣いありがとうございます。答える側としては、情報は多ければ多い方が精度が高まるので、おっしゃる通り「〇〇かも?」ということがあると、引っ張られてしまうのは大いにありますが、もし思うところがおありでしたら一緒に書き添えていただけるとありがたいです。回答陣も全部のジャンルにエキスパートというわけにもいきませんので・・・

問題のこの人ですが、多肉質で、おっしゃる通りEuphorbia としては変なところがあるということでしたらベンケイソウ科なのは間違いないかと思います。ただ、ベンケイソウというにも変なので、もしかしたら園芸ものの逸出という可能性は捨てきれないですね。(もちろん、芽出しなので、成長したのちベンケイソウらしくなるのかもしれません)もし、また行かれる機会があったら教えていただければ枕を高くして眠れます(笑)

4番さん(専門家)

2020 05/06 09:53

植栽については、非常に憂慮しています。先日も某自治体で、ツルニチニチソウを標準植栽にいれようみたいな話になり、大反対をしたところです。野草の豊かな場所でも、たくさん菜の花を植えて逸出したりしていますし。かなり問題だと思います。(自分自身も含めてですが)相当数の人が山に入っているからには、靴に付着した種による逸出、車による移動、そして植栽と・・・山だから安心とはいかなくなってきていますね。山の自然は管理者が縦割りですので、なかなか横断的な取り組みが難しいですが・・・ 環境省を中心に頑張ってもらいたいところです。

6番さん(管理者)

2020 05/20 18:07

市川様、こちらのご質問は一旦解決済みとさせていただいてよろしいでしょうか?また同じ場所で見つけられた際にはまた詳しくお聞かせいただければ幸いです。

6番さん(管理者)

2020 05/29 14:59

こちらについての追加情報がないようですので、このまま解決済みとさせていただきます。また詳しくお分かりの際にはお聞かせください。