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2291番さん
2021 09/02 08:18
今年の8月は雨が多かった。特にお盆を挟んだ12日間に大分県中津市で580ミリも降った。雨があがってから6日間ほど親の何も作っていない畑の草刈りをして、ようやく、外を歩いてみようという気になり、由布院を南から囲う倉木山(1160m)に行ってみる事にした。由布岳登山口から、倉木山登山口まで車道を歩く間に左の土手にススキ、ナンテンハギ、キツリフネ、ヒメノダケ、ウド、ヤマアザミ、ツルニンジン、モミジガサと色んな花が目についた。特にキツリフネ(黄吊船)は花が面白い形でぶらさがっているなと感心してしまった。モミジガサは最初、コガンピかなと思ったが。なんと、下のほうに八手の葉みたいな大きな葉のキク科の花だった。倉木山登山口に入ってからは、ミヤコザサが繁茂し、ノガリヤス、タツノヒゲを見かけ、林の中に入ってから、カラマツソウを見た。最初、シライトソウが成長するとこういう形になるのかなと思ったが、キンポウゲ科の花で、白いのは雄蕊だそうだ。山から下りる途中、一輪だけヤマジノホトトギスを見た。話には聞いていたが、見るのは初めてで、この花も奇妙奇天烈だが、綺麗な花だった。時間があったので、近くの猪の瀬戸湿原に行ってみた。シラヒゲソウ、ホソバオグルマが咲いていた。部落の草刈りの時、刈られてしまったホソバオグルマは10センチぐらいしかなかったが、ここのは幸せそうだった。オタカラコウは、ほんの咲き始めみたいだった。湯布院に高さ38m周囲13.3mの大杵社の大杉があるが、その手前にフジカンゾウが咲いていた。