EVERGREEN - エバーグリーン

植物図鑑

オランダワレモコウ

ワレモコウ属 オランダワレモコウ
学名: Sanguisorba minor

〔基本情報〕
高さ30~90cmになる多年草。
原産地では牧草地などにはえ、多くの場合石灰岩の土壌で見られます。
茎は無毛ですが、ときに毛がはえます。
葉には根出葉と茎に互生する葉があり、ともに5~13枚の小葉からなる奇数羽状複葉です。
小葉は長さ2.5cmほどの楕円形で、縁に粗い鋸歯があります。
枝先に長さ1.5~2.5cmで卵形~球形になる穂状花序を出し、花序の下部には雄性または両性、中部に両性、上部に雌性の花がつきます。
花には花弁はなく、柱頭と雄しべは赤紫色で、ともに突出します。
萼は緑色です。
果実は痩果です。

〔利用〕
若葉をサラダなどに用います。

〔栽培〕
増殖は実生、株分けによります。
日当たりと水はけ、風通しがよい場所を好みます。
酸性土壌を嫌います。
水やりは鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、地植えの場合は夏に晴天が続いてひどく乾燥しないかぎりは降雨にまかせます。
施肥は春に緩効性化成肥料を少量施します。
サラダとして利用する場合は、花が咲くと葉がかたくなるので、花茎が伸び始めたら切り取るようにします。
また、古い葉を摘むと若葉が出るのを促せます。
病虫害は特にありません。

名前
オランダワレモコウ、サラダバーネット、バーネット、salad burnet、garden burnet、small burnet、burnet
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
4月、5月、9月、10月
花咲く季節
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
ヨーロッパ、北アフリカ、西アジア
形状
草丈・樹高
300〜900mm
葉の形
奇数羽状複葉
葉の生え方
互生、根生
縁の形
鋸歯
葉の特記事項
葉には根出葉と茎葉があります。
花のつき方
穂状花序
花弁の数
花の色
赤、紫
花径
花序の長さ
15〜25
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
種子、苗
苗の流通時期
繁殖方法
種、株分け
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
アルカリ性、中性
耐候性
耐寒性
用途適性
鉢植、花壇、コンテナ
ハーディネスゾーン
4a〜8b
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
食用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
32690
検索サイトの検索キー
コメント
エバーグリーンポストでの記事

「 オランダワレモコウ 」の投稿写真