植物図鑑
ヒメヤブラン
ヤブラン属
ヒメヤブラン
学名:
Liriope minor
〔基本情報〕
日当たりのよい草地や林内でみられる常緑多年草。
根に楕円状に膨らむ部分があります。
匍匐枝を出して広がります。
葉は根生する単葉で、長さ8~40cm、幅0.2~0.3cmの線形です。
花茎は長さ3~12cmほどで狭い翼があり、長さ0.5~5cmの総状花序を出します。
花序には、1節に1~3個ずつ、計3~17個の花がつきます。
花は淡い紫色~ピンク色で長さ0.5cmほどの6弁花で、花柄は淡い紫色~白色を帯びます。
果実は早期に果皮が脱落するため、径0.5cmの丸い種子が露出して光沢がある黒紫色に熟します。
〔利用〕
根を薬用とします。
〔栽培〕
増殖は株分けによります。
特に土質を選ばず、幅広い環境に適応して容易によく育ちますが、日陰では花つきが悪くなります。
水やりは鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
地植えの場合は降雨にまかせます。
施肥は地植えの場合は特に必要なく、鉢植えの場合は春と秋の2回緩効性化成肥料を施します。
病虫害は特にありません。
名前
ヒメヤブラン(姫藪蘭)
生活型
多年草
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
コヤブラン、ジャノヒゲ
植え付け(または播種)季節
3月、4月、5月、6月、9月、10月、11月
花咲く季節
6月、7月、8月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(北海道西南部~琉球)、台湾、中国
形状
草丈・樹高
150mm
葉の形
線形
葉の生え方
根生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
総状花序
花弁の数
6
花の色
紫、桃
花径
花序の長さ
5〜50
実の色
紫、その他
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
株分け
日照条件
日向、半日陰、日陰
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐寒性、耐暑性、耐陰性
用途適性
グラウンドカバー、鉢植、花壇、公園・庭園、法面緑化、屋上緑化、コンテナ
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
薬用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
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