植物図鑑
ハクサンチドリ
ハクサンチドリ属
ハクサンチドリ
学名:
Dactylorhiza aristata
〔基本情報〕
亜寒帯から冷温帯の亜高山帯上部の雪田や湿原周辺の日当たりがよく湿り気のある草地でみられる高さ10~40cmの多年草。
根の一部が掌状に肥厚します。
葉は互生する単葉で、3~6枚つき、長さ5~15cm、幅1~3cmの倒披針形で葉柄はなく、基部は鞘状に茎を抱きます。
茎先に出る総状花序に紅紫色の花をつけます。
背萼片と側萼片は卵状披針形、側花弁は狭卵形、唇弁には長さ1~1.5cmの距があります。
苞は披針形です。
果実は蒴果です。
〔栽培〕
増殖は株分けによりますが、難易度が高いです。
夏の暑さを嫌うので冷涼地での栽培に向きます。
水はけのよい土に植え込み、山野草用の用土を用いてもよいです。
春の芽出しから開花するまでは日当たりよく、夏場は半日陰の風通しのよい場所で涼しく過ごさせます。
水やりは水切れや過湿に注意し、土の表面が乾いたらたっぷりと与え、休眠中も完全に乾かないようにします。
施肥は春と秋に薄めた液肥を与えます。
名前
ハクサンチドリ(白山千鳥)
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
11月、12月、1月、2月、3月
花咲く季節
6月、7月、8月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(北海道、本州中北部)、千島、サハリン、朝鮮、中国東部、カムチャツカ半島、アリューシャン、アラスカ
形状
草丈・樹高
100〜400mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
総状花序
花弁の数
花の色
紫、桃
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
株分け
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐寒性
用途適性
鉢植
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
23360
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